1397ページ目 派閥のための派閥?清和会、占ったyo!

裏金問題で炎上するも幹部は逃げ切りの清和会のホロスコープを確認しました。

なお清和会は元々福田赳夫氏が党風刷新連盟を結成したのが起源としていますがその党風刷新連盟の前身は党風刷新懇話会ということなので同会が結成された1962年1月30日(自由民主党の組織と機能 升味準之輔P38参照)を事実上の清和会創設日として扱うこととします。この日のホロスコープは太陽水瓶座9.74度、月蠍座第2デークから第3デーク、水星水瓶座22.23度、金星水瓶座10.39度、火星山羊座27.79度、木星水瓶座17.20度、土星水瓶座3.11度、天王星獅子座29.29度、海王星蠍座13.43度、冥王星乙女座9.55度になります。


金権政治の権化みたいな清和会ですが意外にも火1、地2、風5、水2で地や水より風属過多の水瓶座ステリウムを形成しています。
森元首相が総理大臣になったのは2000年4月ですがここから小泉安倍福田と来ていったん宏池会の流れを汲む麻生に交代するも2012年政権再交代で安倍元首相が再登板し清和会の時代が20年近く続くことになります。
森元首相が首相に就任した2000年4月5日は冥王星射手座12度、海王星水瓶座6度、天王星水瓶座19度でした。
清和会の太陽金星が射手座を運行中の冥王星及び牡羊座15度近辺を運行中の太陽及び月と小三角を形成し、かつ、清和会の木星と運行中の天王星が合で追い風とも言うべき状態である一方で運行中の土星木星火星は牡牛座にあり清和会の海王星と合わせてTスクエアを形成していました。吉凶両面で清和会の太陽金星にパワーが集中する構図です。
密室謀議で決まった森元首相の総理大臣就任ですが強い反発を受けるのもある意味当然の流れです。

しかし動きの遅い冥王星海王星天王星は清和会の水瓶座ステリウムと親和性がある位置にあり冥王星山羊座入りする2008年まではまずまずの状態でした。


その後下野して2012年に安倍元首相の元で復活を果たしましたがこの時期は天王星牡羊座にあり水瓶座と相性の良い位置にあったものの冥王星山羊座海王星魚座で2000年代と比べると悪くもないがそこまで良いというわけでもない星回りです。
ただ唯一悪くない位置にあった天王星も2018年に牡牛座入りし清和会の水瓶座ステリウムとスクエアを形成するようになります。
この水瓶座ステリウムは第1デークから第3デークまで天体が満遍なく配置されており天王星牡牛座時代は清和会にとってかなり厳しい7年間になります。


モリカケ問題が2018年に報道され桜を見る会の問題も2019年に発覚していますがこれも清和会にとっては逆風になる問題です。
2022年に安倍元首相が亡くなりましたがこの年は天王星が牡牛座第2デークを運行しておりネイタルの蠍座海王星水瓶座太陽金星木星とTスクエアが形成されました。
海王星はオカスピ関係の象徴でもありますが宗教の話も当然含まれます。
海王星と太陽金星木星のスクエアですからかなり怪しい奴ですね。

詐欺とかインチキとか霊感商法の臭いもします。

水瓶っていうか「幸運」を招くありがたい壺ですね。
清和会は文教族の議員を多数擁して文部科学行政を支配しており統一協会のみならず神道など伝統宗教から新興宗教新興宗教も含む宗教関係の大元締めでもありますが改革を示す天王星が衝突する、かつ、7月半ば8月半ばは獅子座の季節で太陽や水星も獅子座第2デークを運行し不動宮のグランドクロスも形成されます。
統一協会と昵懇の関係が発覚し身動きが取れなくなるのも無理からぬ話です。そして2023年12月には裏金問題で大炎上しています。
牡牛座に天王星に加えて木星が運行しよりTスクエアの影響が強まったのでしょう。
裏金問題の影響で内閣から清和会所属議員が一掃されることになりました。


しかしむしろ本来の清和会的にはこれでよかったんじゃないかと思うのです。
水瓶座10度のサビアンは「一時的だと証明される人気」です。
この度数は無派閥の生き方を強調したくなったり役職から離れることでかえって喜んだり世捨て人っぽい生き方を好むといった傾向があるようですが本来の清和会の成り立ちからすればぴったり合致すると言っていい度数です。
本来の清和会にとっての成功とは派閥政治でトップに立ち総理大臣を輩出することでなく党内野党の立場から政治改革を実現することなのです。

そういえば森元首相が総理大臣に就任するまで総理大臣は福田赳夫元首相しかいませんでしたね。
森元首相退任後は小泉元首相が総理大臣に就任していますが小泉人気は小泉元首相の自民党をぶっ壊すと言う変革の人、「変人」ポジションに支えられていた面も大きかったです。
本来清和会は普段非主流派として水瓶座ステリウムっぽい空気読めなさで主流派の金権政治にNOを突きつけ利権政治で二進も三進も行かなくなった時に改革者として現れ既得権益をぶっ壊して去っていく生き方が適しているのです。


そんなサビアンの持ち主が10年20年と長期にわたって与党の主流をやっていたら本来の自分を見失うのも道理です。
創業の理念を捨てて利権漁りの卑しい集団に成り下がった清和会は天王星Tスクエアで本来の自分を取り戻さざるを得ない状況になりましたが冥王星が再び水瓶座入りし海王星天王星も2025年にはそれぞれ牡羊座と双子座入りします。
清和会にとっては親和性が高い星回りになりますが冥王星の合は吉凶両面あって天意に沿わないことをすると大変なことになりますよ。
最初に来るのは水瓶座土星冥王星の合ですが冥王星土星の合はものすごく重たくて苦しいですよ。

特に冥王星水瓶座初期度数付近を運行する今後3年間ぐらいは限界までプレッシャーがかかりますので覚悟はした方がいいでしょうね。


しかしこれまでの山羊座冥王星時代に積もりに積もった穢れとカルマを全てそぎ落とすのには冥王星土星合ぐらいのプレッシャーがないとなかなか難しいかもしれません。
そう考えるとこれも天意ではないかという気もしますが今後の20年間の清和会は非主流派、党内野党としての生き方を全うするのが創業の理念だけでなく天意に沿った生き方というものです。

2000年に最後の地の時代の20年間が始まりましたが森元首相以後の清和会が総裁派閥の時代というのは蜃気楼のように中身がなく清和会らしくない20年間だったのです。


派閥政治が主流の政治であれば率先して派閥を解消し与党役員も大臣も出さず元の所属議員は最初に結成した懇話会時代の原点に立ち返り各自が一兵卒として「派閥のための派閥ではなく、清く・正しく・たくましい活動」を実行したらいいんじゃないかと思いますね。


まあ覚悟を持ってそれができる人はそもそも主流派である寄らば大樹の清和会に入会するはずがありません。

福田赳夫元首相はそもそも派閥解消論者で数を当てにしない少数精鋭主義者でしたね。
100人もメンバーが集まった今の清和会を見てあの世で頭を抱えていそうですが数ばかり集まっても新会長は決められないし幹部五人衆も誰一人として潔く責任を取る者もおらずお亡くなりになった人や秘書の責任にして自分たちだけ逃げ切るわけですからもはや清和会の名称を詐称した有象無象の利権集団としか言いようがありません。
やはり清和会はもう解散した方がよさそうですね。