1301ページ目 冬季五輪、将来は10か国しか開催できない?

オリパラ開催地をめぐり2030年だけでなく2034年も決める予定で2030年五輪誘致を断念した札幌市は寝耳に水だと言っていますがまあ会場準備にはけっこうな時間と労力を使いますし10年ぐらい前から長期計画でやっていく上で2023年に2034年の開催地を決定するのも合理性はあります。

2034年ソルトレークが有望視されていますがソルトレークにすれば2030年は札幌だと思って2034年に照準を合わせた、札幌招致が難しくなったのは世論の支持が低調なのと北海道新幹線幌延伸が遅れているのと建設費高騰が原因との話だが世論の支持が低調なのは東京五輪があまりにも酷過ぎたのでそれは日本側の自己責任、工事に関しても日本の事情だし労働力不足も計画的に人材育成をせず円安にして技能を持った外国人労働者が来日したくなくなる経済運営をやっているからであってこれも日本側の自己責任なので2034年冬季五輪招致を札幌に譲る気は一切ないと言われてもまあ仕方ありませんね。

冬季五輪招致に関しては日本側の問題が大きいです。

 

ということで2034年の目も困難になりましたが2038年以降に誘致したいという話でもするんでしょうか。

2040年あたりは日本も少子多死化と氷河期世代の高齢化で大変なことになっていそうですがもう五輪とか万博とかカネがかかり過ぎるイベント招致はやめてほしいんですよね。

しかも冬季五輪とか冬スポーツは設備投資も重くなりがちですから困るんですよね。

ただ困ったことに地球温暖化で冬スポーツも適している場所が少なくなってきました。

IOCの予測では10か国まで減ると出ているそうです(時事通信記事「冬季五輪の開催可能国、10か国まで減少へ IOC予測」ヤフーニュース)。

どこだよその10か国は。

記事に具体的な国名はなかったんですがカナダのウォータールー大学の調査では過去に冬季五輪が開催された地域で21世紀末も冬季五輪を開催できそうなのは札幌ぐらいだといった予測が出ています。

アメリカとかカナダとか北欧とかロシアの北の方だったら開催はできるんでしょうけど札幌規模の大都市では難しいということなんですかね。

アルプスとかも温暖化で氷河が溶けだしているなんて話もあるぐらいですから難しいんでしょうね。

開催地確保のためIOCとしてはロシアにもいい顔をしたいんでしょうがさすがに戦争をやっている状態ではね。

地方だったら雪も降るでしょうけどそういう場所は交通が大変だし大規模な競技施設を整備するのも大変、そしてそんなにたくさん人口がいない地域で莫大な維持費をかけつづけることができるかというとそれも難しく札幌がちょうど条件に合致していそうなんて考えもあったんでしょうが日本も昔のように豊かな国ではなくなりました。

整備費だとかIOCの取り分だとかあまりにも高すぎて東京五輪もさんざんでしたがとても国力的に余裕はないし五輪をきっかけに経済成長をといったところでそれも困難だったのは平成令和の五輪で懲りました。

開催候補地が少なくなれば輪番開催という話も出てくるんでしょうけどそこで札幌がローテーションに組み入れられて日本側に巨額のコストが発生しさらに汚職東京五輪みたく出てくるのも迷惑です。

何だかよく分からない人たちが勝手に開催地を決めてその国の人たちの負担をわけのわからぬまま増やし荒らすだけ荒らして去っていくと言うのは本当にやめてほしいものです。