パリ五輪組織委員会が家宅捜索されました。
インフラ整備関係で不正利得や便宜供与、公金横領の疑惑があるそうです。
またか…と思いました。
東京五輪は終わってみればとんでもない利権の祭典で逮捕者まで出ましたが東京だけの話ではなかったということですね。
パリ五輪の予算規模は約6340億円(朝日新聞記事「パリ五輪の予算が10%増に」)と言われていますが納税者負担は約4200億円になるとも言われています(フォーブス記事「2024年パリ五輪の納税者負担、約30億ユーロに膨らむ可能性」)。
公金チューチューはフランスも同じですか。
金額が金額なので欲の皮の突っ張った人が出てくるのは全国共通なのでしょう。
というかぼったくり男爵は今も健在で2025年までの任期となっています。
利権の大元締めのIOCの偉い人が同じなのでまた何かやらかすのではないかと想像していた人もいるかもしれません。
ちっとも反省していないようで残念です。
とはいえフランスも物価高騰や年金の受給開始年齢引き上げなど一般国民の負担が重くなってきており今年は大規模デモも発生しました。
オリパラ汚職でフランスの偉い人が私腹を肥やしていたらそれが一般国民を怒らせ大規模デモ発生という流れになる可能性もないとは言い切れません。
まだ汚職の話は疑惑の段階で家宅捜索で実際に逮捕者が出たという話は今のところないですが2024年の開催後はどうなるんでしょうね。
東京五輪は1年後に色々悪事が出てきましたが2025年にフランスでもあれこれ出てくるんでしょうか。
フランスの選挙制度は5年ごとに大統領と下院議員を選ぶことになっていますが2022年に行われたばかりなので汚職があってもそれで選挙結果に響くかどうかは不明です。
日本と異なり解散総選挙もそう何度もあるわけでもないですが格差問題でフランス革命とか起きた歴史のある国なので景気問題だとか他の問題も結びついて不平不満が大爆発ということもひょっとしたらあるのかもと思わなくもありません。
国際情勢がどうなるかは不明ですがパリ五輪でも汚職疑惑が出てくるとなるとますます札幌五輪招致は勘弁してほしいという気持ちが強くなりました。
汚職の無いクリーンな五輪はいつ実現するんでしょうね…