日経私の履歴書は読んでいて色々参考になる、特に偉い人の言動が反面教師になることもしばしばあって毎回読んでます。
今月は大島前衆議院議長、色々と裏工作だとか人相から悪代官、握りの大島なんて言われる人の連載なんですが今日の記事で気になったのが「私はつらい政策であっても「本当に必要だ」と逃げずに説明すれば、日本人は必ず理解してくれると信じている。」という一文です。
これは間違いなく本音でしょうけど撤退→転進みたく本来ネガティブな話をネガポジ変換でポジティブに変換したような話でネガティブに戻すと消費税増税のような逆進性が凶悪でジニ係数を過去最悪の水準に悪化させ八戸経済(青森2区)のみならず日本全体を安い日本に貶めるような政策であっても異論は許さないしお上の説明を理解できない奴は日本人じゃない、非国民であると解釈できます。
まあ大日本帝国も実際そんな感じでしたけど戦時中に「ほしがりません勝つまでは」で老若男女全員政府に協力したけど裏切られたのは歴史が示す通りです。
戦争は必要だなんて言ってひたすら我慢を要求し協力しないと非国民認定しましたが消費税増税に反対する奴はサヨクだなんてレッテル貼りをしていたのも悪代官の一味です。
本当にどうしようもない悪代官ですけどまあこの人は逃げ切りですね。
八戸も最低賃金は全国でもかなり低い方、岩手よりはいくばくかマシですけどたった898円です。
時給1000円どころか900円にすら届いてないって大島お前今まで何してたんだよと聞きたくなります。
この時給と物価上昇で消費税増税とか社会保険料値上げとか青森県の一般国民は絶滅しろと言っているようなものですけど受け入れない奴は非国民という強権ぶりは正に悪代官の悪政そのものですね。
負担増を理解できない奴は日本人じゃない、まあ実際外国人労働者は来なくなりましたね。
日本人じゃないしドル換算で時給10ドル未満しかもらえない、青森だったら時給6ドル未満で米国の半分どころか3分の1ぐらいにしかならない地域で誰が働くと思いますか?しかも生活は日本でもちろん消費税も負担するわけですからもうやってらんないでしょうよ。
日本国籍保有者だって人口減ってますし少子化も進んでますけどコスパが悪いというか生まれてくる子供に大人になって苦労させたくないから産みたくないという人もいるわけです。
つらい政策でも異論は認めず一方的な説明で無理やり負担増を飲ませた挙句に失われた30年で結果を出せず政治とカネの問題が相次ぐように上級国民だけが得をする日本の現状を理解しろなんて言われたってこっちから願い下げという人が増えてきているのかなと思います。これまで30年間ずっと失敗してきた奴の話はさすがに聞けませんね。
言葉の壁があってさすがに海外移住はできないという人も内心で日本のことが嫌いというか上級国民を信用していないのも少子化の一因ではないかという気もします。
できれば日本人はやめたい、国を愛する心なんて捨てる、もう日本には生まれ変わりたくないとかね。
日本人が減っていく、出生率が減っていくってことはつまり日本人に生まれ変わる人が減っていくってことでもある、もし仮に生まれ変わりの概念があの世にあって転生先を指定できるシステムがあるなら日本は転生先として選ばれていないという話になってきます。
あの世とか輪廻転生システムのことは実際にどうなっているのか不明ですけどジニ係数の推移だとか失われた30年の現状とか海外との格差を見る限り日本の将来性はヤバいので逃げられるのなら逃げる、親ガチャで当たりを引けず一般国民からのスタートなら新規参入はやめておこうと考えるのが合理的でしょうね。
一方で政治とカネの問題もですが文書交通費の問題や宗教団体との癒着だとかそういうのをやめろと一般国民が「「私はつらい政策であっても「本当に必要だ」と逃げずに説明すれば、日本人は必ず理解してくれると信じている。」と言っても実際には上級国民は全く理解どころか聞きもせず馬耳東風の状態です。
悪代官など上級国民からして本人たちにつらい政策をどれだけ必要性を説明しても全く理解しないわけですからまあ分断が進むのも当然ですね。
誰が悪代官の言い分など聞くものか。
分断といえば八戸戦争以降の話、もうそんなに連載期間も残ってないですが八戸戦争以来の青森政界のぶっちゃけ話がないんだったらあまり読む価値がないですね。
新リア王で八戸政界の話が興味深かったんですけど小島っていうのは悪代官大島の若い頃の話だったんですかね。
当時も小島は一癖も二癖もありそうな油断ならない小才子っぽい印象があったんですけどたしかに裏でこそこそ握りとかやってそうな感じではありました。
こんなのが三権の長とかどうなのかとも思いますが祭り上げですかね。
中央の話も谷垣氏の話が美談っぽく書かれていますが実際のところはそんな単純な話でないのはみんな薄々分かっています。
谷垣氏が祭り上げられるより実務をやりたい、地位や名誉はもう十分だと考えていたのかどうかは不明ですが(本気で総理大臣になりたいならもっとやりようはあったと思いますが)まあポストを諦めてくれればその分入閣待機組の処遇で煩わしいことになっている政界でポストに空きが出る、そりゃ政治家自体が名聞の餓鬼ですから皆さん大感謝、特に握りの大島とか谷垣氏に実質的に引導を渡した功績もあって三権の長になれたんでしょうけど感無量なのも頷ける話です。
まあ名誉の話は知ったことではないし地位に関してもきちんと結果を出すなら誰だって構わないもののさすがに失われた30年で一般国民を貧しくしておきながらまだ自分たちはカネと名誉を無限に求め続けるというのであれば断固反対せざるを得ないですね。
握りの大島、不都合の話や弱い立場の者を一方的に握りつぶす大島とか冗談じゃありません。
失われた30年からの脱却にはまずそういう古い政治や古い社会とは手を切っていく必要があるのではないかと思うのです。