とうとう金価格が１ｇ10000円を超えました（テレ朝ニュース記事【速報】金の国内小売価格が初の1万円超え 1グラム=1万0001円に 円安が要因ヤフーニュース）。
1ドル146円台の円安と有事の金買いが原因だそうです。
中国恒大の破産申請とかあって本格的に中国バブル崩壊の気配が漂ってきましたが先行きを考えるととりあえず金を買っておこうという流れになっても不思議ではありません。
そして日本も日本で国力の衰退、中国市場頼みになっている日本企業の多さも考えると金融政策だけが円安の理由というわけでもなく長期金利を引き上げても円が売られる傾向が継続するのも無理からぬ話です。
今後どうなるかは不明ですが中国は土地だけでなく貴金属とか美術品も買い漁っていますがその需要がバブル崩壊で減退すれば多少は金価格の高騰も落ち着くかもと思わなくもないですが中国初の経済危機でそれ以上の有事の金買いが発生しないとも限りません。
ここで利食いの金売りだとか各家庭で30年前のバブルの頃に親世代が買った貴金属類を換金する人が出てくるかもしれないですが今後の先行き不透明な世界情勢を考えると値上がりはしていますけど売らずにそのまま保管しておくのも一つのリスクヘッジかもしれません。
１ｇ1万円超えで押し売りならぬ押し買いが一般家庭に押しかけてくる可能性も考えられますがそれにも注意が必要になりそうです。
高齢者の一人暮らしとかで勝手に押しかけてきて詐欺や脅迫まがいの手口で実際の相場より安く買い叩く人たちの存在はコロナ禍前にもいたものですが貴金属とか換金しやすいものが値上がりしているので押し買い業者にしたら稼ぎやすいのでしょうね。
あまりにしつこい場合は警察や消費生活センターで相談したほうがよいかもしれませんね。貴金属だと買った場合だけでなく売った場合でもクーリングオフができますからもし押し買い業者に押されて売ってしまった場合でも後で冷静に考えておかしいと思ったらクーリングオフを検討するのがよさそうです。
まったく史上初の１ｇ1万円超えとはね…
