1225ページ目 12万年ぶり

いつものように暑い暑いと思いながら今日の夕刊をチェックすると地球「12万年ぶり暑さ」という1面記事が目に入りました。

気温の話とか特に大きなニュースがなかったのかとも思わなくもないですが暑さが異常でずっと雨も降っていませんし12万年ぶりというインパクトで1面記事に持ってきたんでしょうね。

ていうか東京は15時前の今37度なんですが昨日もそんな感じで異常が日常になってしまっており今更感がありますが外出が危険な暑さであることには変わりありません。

12万年前の気温なんて全く知らないのですが太古の気候を研究する学者さんがいて地層や木の年輪、サンゴ、氷など地質や生物の化石とかのデータから当時の環境を推測して気温も推定したのだそうです。

地球は氷河期と間氷河期を繰り返し大昔は関東平野が海だった時代もありますが12万年ぐらい前の時期が最も地球が温暖になった時期とのこと。

そしてその12万年後が今で暑さは12万年ぶりの水準なんだそうです。

もともと人類が科学技術を発展させて工業化社会で大量に二酸化炭素とか排出しなくたって異常な暑さの時代になっていたかもしれないわけで環境破壊だけが地球温暖化の原因というわけでもなさそうです。

ただ二酸化炭素の排出が温暖化に拍車をかけている面も否定できずただでさえ暑くなる地球の気温をより暑くする可能性があるということで環境対策も重要になってきそうですね。

12万年ぶりということですから1000年とか100年とか誤差の範囲です。

まあ今の人間が生きているうちは仮に工業化社会をやめてしまったところで暑さは変わらないかもしれないですがもう毎年のように今年みたいな暑さが来るものと覚悟して夏を過ごすのがよいかもしれませんね。

 

…12万5千年前の東京湾は宇都宮とか熊谷近くまで広がっていましたが大阪や名古屋も縄文時代は海だった、大阪だと上町台地は陸地ですが千里丘陵と分かれて河内平野が沈んで河内湾になっている図や名古屋だと岐阜や大垣あたりまで海が迫っていました。

100年でどれぐらい水位が上がるのかどうかは何とも不明ですが水害にも備えておきたいものです。