家庭向けの電気料金が6月から上がります。
幅はまちまちで14％から42％で東京電力が14パーセント、北陸電力が42％となっています。
LNG価格の上昇で総合商社はぼろ儲けですが一方で発電燃料に使う電力会社はたまったものではありません。
昨年からロシアのウクライナ侵攻で値上がりしていましたが家庭向けの規制料金の対象になっている電気代の値上げには政府の認可が必要で今日になって閣僚会議で値上げが了承され来月から値上げということになっています。
色々と不祥事が続々と出てくる中で本当にちゃんとやってるのか？物価上昇は電気代だけでないので困るのですが北陸とか4割アップは相当きつそうです。
これから夏を迎えますが今年の夏はエルニーニョで冷夏になりエアコン代が多少安く済む可能性もなくはないですが冬はどうなるんでしょうね。
エルニーニョ継続なら暖冬になるのでしょうがそれでも北陸ともなると寒さが厳しい、冬の電気代が大変なことになりそうです。
LNG相場に関してはどうにもならないものの円安に関しては日本の国力低下もあり中長期的には再び競争力をつけて輸入資源の調達コストを下げつつ引き続き賃上げの継続で電気代を含む物価上昇対策をやってほしいものです。
