来年で任期満了になるプーチン大統領ですが次期も出馬する見通しとなりました(東京新聞記事「プーチン氏大統領選出馬と報道 来年3月、5期目へ始動」)。
まだ本決まりになったわけではないですが内輪でプーチン氏の出馬が固まり他の候補も出馬する見通しも今のところありません。
というかプーチン氏の他に国内外で知名度がある政治家は見当たらずプーチン氏も後継者育成をしている様子もないです。
特に何事もなければプーチン氏が大統領継続ということになりそうです。
全く悪夢のような話ですが徴兵や経済制裁に不満を持っている民衆が実際に不満を明らかにしたら身の安全がどうなるかわからない国ですしプーチン大統領を打倒するといった動きは中々難しいかもしれません。
ワグネルのブリゴジンの乱もありましたがこれも失敗に終わりブリゴジン氏も始末されてしまいました。
もしかしたらこの時点でもう大統領5期目を見据えており大統領選に出馬してプーチン氏を大統領の座から引きずり降ろそうとする候補に対して逆らったら始末するぞと見せしめでブリゴジン氏を暗殺させた可能性も否定できません。
まあ仮にプーチン氏がそこまでする気がなかったとしても現実問題として大統領をやるからにはウクライナの一件で落としどころを見つけなければなりません。
戦争が終わっても兵器類の損耗や戦争に費やした莫大な資金の穴埋めも考える必要があります。
中国の習近平が3期目に入りましたが習近平に対抗できるほどの大物でなければ中国に飲み込まれるといった懸念もあります。
仮にプーチンが立候補しなくても火中の栗を拾いたくないので後釜にはなりたくないと思っている他の政治家もいそうです。
プーチンには退場してほしいけどプーチン退場後はいったいどうなる?と思っている人は国内外で少なくなさそうですが問題はプーチン氏の健康もあります。
実際のところどうなのか不明ですが後継者を決めないまま任期中に死去した場合はどうなるんでしょうね。
ウクライナから手を引くのか遺志をついで戦いをやめないのかプーチンの後釜になりそうな人物が誰なのかも不明なのでどうなるか未知数です。
いてもいなくても迷惑な人ですけど出馬するんだったらウクライナの一件をどうするのか説明する、具体的にはもう勝てそうもないロシア軍の撤退を決断していってほしいものですね。