1162ページ目 ルカシェンコ倒れる

ロシアの隣国にして盟友のベラルーシで独裁政治を行っているルカシェンコ大統領がプーチン氏との会談後に倒れました。

重篤な状態でモスクワの病院に運ばれたようです。

ロシアと言えばKGB、暗殺の疑いがすぐ脳裏をよぎりました。

プーチンだったらやりかねない、ロシアの形勢不利でベラルーシにも参戦が要求されベラルーシとして負け戦には深入りしたくないのでどうしたものかと迷っている、あるいは断ったので報復としてロシアに一服盛られたのではないかと。

ルカシェンコを葬って別の傀儡を立てようとでもしたのでしょうか。

 

ただルカシェンコ氏はモスクワに行く前から体調不良でベラルーシ国内での公的なイベントに欠席する回数が増えがちだったようです。

元々体調不良だったものの治療を行うならベラルーシよりも医療設備が整っているであろうモスクワでプーチン氏との会談を行いつつベラルーシ国民に気付かれないよう診察を受ける可能性もあったのではないかと思わなくもありません。

しかしあまりにも体調が悪すぎてどうにもならずモスクワで倒れてしまったのかもしれません。

 

現在どういう状況になっているかは不明ですが暗殺説にせよ持病説にせよルカシェンコ氏は長年にわたってベラルーシで独裁政治を行っており急に退場した場合の空白がどうなるか何とも想像がつきません。

ルカシェンコ氏が有事に備えて後継者を指名していたといった話も聞かないし国内の反独裁グループの動向次第でベラルーシの政治が変わりロシアのウクライナ侵攻に一転協力しないことになるかもしれません。

そうなった場合はよりロシアは苦境に陥り戦争の遂行は困難になります。

逆にプーチン氏がロシアの息のかかった人物を傀儡としてベラルーシの大統領に据えればベラルーシの参戦によりウクライナがピンチに陥る可能性もあります。

ベラルーシといえば内陸にあるそんなに大きくもなく経済も芳しくない国ですが今後の方針次第で世界の命運を左右する状況になっています。

ルカシェンコ氏の容態及びベラルーシの今後はどうなるんでしょうか…