今年のノーベル平和賞が発表されました。
ウクライナの市民自由センター、ロシアのメモリアル、ベラルーシの人権活動家アレス・ビアリアッキ氏です。
戦争犯罪の記録や人権弾圧への抗議等が主な理由ですが現在行われているロシアのウクライナ侵攻への強い懸念が背景なのは言うまでもありません。
ロシアやベラルーシのとって今回のノーベル平和賞受賞者はとても都合が悪いわけで工作員を送ってウクライナ市民自由センターの活動を妨害する、軍や警察を使ってメモリアルを弾圧する、裁判なしで拘束され続けているアレス・ビアリアッキ氏やその関係者に危害を加えるといった懸念も考えられますが今後もしそのようなことがあったらノーベル平和賞という権威に対する挑戦と扱われ世界中から厳しい対応をロシアやベラルーシは受ける可能性もあります。
ロシアのウクライナ侵攻に断固反対及び不都合なことをする人々を口封じしようとしても世界は見ているぞというメッセージが今回のノーベル平和賞にありそうですがロシアのプーチン氏やベラルーシのルカシェンコ大統領はニュースをどう見ているでしょうか。
ウクライナの市民自由センター、ロシアのメモリアル、ベラルーシの人権活動家アレス・ビアリアッキ氏への弾圧はなくなってほしいものですね。
