キーウ近郊からロシア軍は撤退していきましたがおびただしい人数の民間人が殺害され遺体に地雷まで仕掛けられるというまさにジェノサイドというべき状況が判明してきました。
すでにニュースでも遺体の映像が出回っていますが子供と見られる遺体の映像もあり恐ろしいものがあります。
非武装の民間人殺害だけでなく宝飾品やクルマなども強奪し隣国のベラルーシで戦利品を売りさばくといった中世の蛮族のような悪行もやっているようです。
このような状況で停戦交渉を進めるのは難しいものがあります。
ロシア側の都合で5月に停戦の可能性があるといった話もありましたがこれもどうなるかわからなくなってきました。
まず民間人の虐殺をやめさせることが先決ですが未だロシア軍はいったんキーウから退きつつも軍を再編してウクライナ東部を狙っている気配があります。
経済制裁にどれだけやせ我慢するのか不明ですが本当にいつになったらロシアは戦争をやめるのでしょうか。
犠牲者の冥福を祈るばかりです…
さて春になり小麦の作付けの季節を迎えていますがウクライナは世界有数の小麦の生産地です。
そのウクライナで戦争が行われている状況では小麦相場も今後どうなるかわかりません。
収穫は秋ですが小麦高騰でパン類や麺類など小麦製品の価格も上がりそうです。
めぐりめぐって日本も生活費が上がる、もうすでに一時期ブームだった高級食パンは苦戦が目立つようになってきました。
平和あっての経済であることを実感しますが一日も早くロシア軍には撤退してほしいものです。