1252ページ目 シーチンピンとシージンピン

中国の動向を巡っては毎日のように何かしらニュースになります。

さて習近平さんの中国語読みですが新聞によって表記が異なる、朝日新聞やCNNだとシーチンピン読みですが日経や読売だとシージンピン読みでカッコ書きに記載されています。

で、実際の北京語読みはどっちかというと読みの音声も確認してみると後者が正しいです。

広東語や上海語まではどうなっているかは不明ですが北京が首都という事で北京語が標準的な中国語、シージンピンが本来の読み方の表記となります。

いったいどういう経緯でシーチンピンになったかに関しては不明ですが今後のことを考えると統一はした方がいいかもしれませんね。

もしこの人が2期10年の慣例通り国家主席を退任していたらもうニュースにもなることも少なくなりそのまま読み方に関しては特に統一する必要性は薄いかなとも思いましたが台湾情勢や中国のバブル崩壊、そして3期目の5年で2028年まで国家主席でいるわけですからニュースで習近平さんの名前が出てくる頻度はそれだけ多くなることが想定されます。

そして不味いことにこの人、このまま悪い方に行ってしまえば悪名が世界史に残る、日本でも歴史の教科書に記載されてテストで出題されるかもしれません。

戦争を起こせば当時の指導者として名前が残りますが台湾侵攻がなかったとしても中国経済バブル崩壊が世界に波及すれば当時の指導者としてやはり悪名を残すことになります。

実際、1929年の世界大恐慌発生時の米国大統領だったのがフーヴァーですが対応を誤ったことで経済を悪化させたため米国だけでなく太平洋の向こうにある日本でも世界史の教科書に名前が登場しています。

後世からすれば胡錦涛江沢民より世界で知られた存在になるかもしれませんが問題は悪名で知られる点です。

台湾侵攻もバブル崩壊からの世界恐慌も非常に困るんですがあと5年も継続するということなら後世に世界でどう語られるかも意識してほしい、少なくとも悪いニュースになることはやめてほしいなと思いました。