1157ページ目 Xデーはいつ?中華人民共和国のホロスコープ

2025年以降に中国が台湾に侵攻するリスクが様々な所から指摘されていますが気になったので中国のホロスコープを観てみました。

大きな動きがあるとしたら2027年前後かなと思わなくもありません。

中華人民共和国は1949年10月1日午後3時15分に北京での建国宣言をもって建国されました。

ホロスコープ(コッホ、UTC+8)は太陽天秤座7.77度、月水瓶座3.18度、水星天秤座13.16度、金星蠍座19.44度、火星獅子座14.88度、木星山羊座22.59度、土星乙女座13.14度、天王星蟹座4.97度、海王星天秤座14.64度、冥王星獅子座17.64度になります。

 

火2,土2,風4,水2で風が多めで風の時代に元気になりそうなホロスコープですが太陽と月はそれぞれ天秤座と水瓶座の第1デーク、2027年前後に冥王星海王星天王星がそれぞれ水瓶座牡羊座双子座の第1デークを運行し冥王星月の合と天秤座の太陽によるカイトが発生します。

そして2026年2027年には土星木星もそれぞれ牡羊座の15度付近、獅子座の17度付近を運行しますがネイタルの水星天秤座と火星獅子座、海王星天秤座、冥王星獅子座と調停の関係になる、元々合のアスペクトを形成している獅子座の火星と冥王星が進行の木星により三重合となります。

 

要するに中国としては2027年前後が勝負の時期、中国が古くから持つ理想というか野望を叶えるために世界に向かって挑戦する時期となるかもしれません。

トラサタ全部と太陽+月のカイトですからものすごく強力で2020年代後半がこの国にとっての一つのピークになるでしょうね。

 

その後に関しては一人っ子政策とそれをやめた後も継続する少子化で中国も若者が減っていく社会になったのに日本の90年代から00年代前半のような就職氷河期で若い世代が厳しいことになっており20年後は日本の二の舞になる、中国自身もそれはたぶん分かっていると思うので尚更余力があるうちに動こうとする可能性は否定できません。

天秤座8度のサビアンは荒廃した家の中で燃え盛る暖炉ですが冷戦下ではソ連の弟というポジションでソ連崩壊後は外資と技術の導入で力をつけつつ米国と肩を並べる大国にまで復権しました。

それでも中国自身は為政者から一般国民まで現在のポジションでは未だ紀元前からの歴史ある大中華帝国が復興したと考えていない、元々は西方のローマ帝国さえ凌駕する世界一の大帝国であるという自負があり特にアジアにおいては唯一無二の覇権国だったので台湾、韓国、そして日本から米国勢を一掃してかつての栄光を取り戻したいとの野望を燃やし続けているのも想像がつきます。

実際、習近平だけでなく中国の一般国民さえ台湾侵攻を支持するといったデータもあります(読売新聞記事「中国本土で過半数が「中台統一への全面戦争を支持」…シンガポール国立大学などが世論調査」)。

 

歴史的に中国にとって台湾は化外の民という扱いでしたがそういう史実はスルーして元の最大領土+中華民国の系譜を継ぐ台湾、旧冊封国の日本、朝鮮半島ベトナムに加え華僑ネットワークが強力なASEAN各国、鄭和船団が到達したアフリカも傘下にして世界の3割ぐらいは大中華帝国圏内にしたいとか本気で考えているかもしれません。

火星冥王星合というただでさえ炎上しそうなアスペクト木星が煽って火に油を注ぐ状態になっており元々世界帝国だった中国の復権という野望を叶えたい、G7は20世紀と比較して相対的に経済力を落とし格差問題など内政で混乱しており特に米国には余裕がなくなりつつある状況なのでその隙をつくことでワンチャンスを狙える、中国自身も中国バブル崩壊懸念や中国包囲網及び国内格差問題及び中国版氷河期世代のような若者の就職問題があり愛国心を煽って台湾侵攻で国内の不満をそらさざるを得ない等、台湾侵攻をやりたい、やれる、やらざるを得ない事情が3拍子で揃ってくるタイミングになるかと思うのです。

 

まあ中国四千年の歴史で卜骨卜甲に始まり易や風水など占いもずっと今日も中国に伝わっており中国は中国で自国の伝統的な占いもいつ台湾侵攻を行うかの参考情報として検討していそうな気がします。そもそも易経四書五経の一角であり古代中国の時代から国家の行く末を決める上で用いられてきましたが未だに儒教が文化的に根強く残る中国ですから易経を読んで象数易を理解する上級国民がいても不思議ではありません。

勝つために使えるものなら何でも使う、中国にとって使えそうな内容だったら戦意高揚のため占い結果を利用する可能性も考えられます。古くからの軍学もゲン担ぎで士気を上げるために使われた歴史もあります。

一応共産党は占いとか宗教は古い時代の迷信として切り捨てていますが(とはいえ実際には孔子学院とか中華思想とか都合のいい所は儒教を利用しています)いつの時代も不安だったり将来が気になって仕方がない人はどこにでもいて中国でも表向きは禁止と言いつつ何だかんだで裏では色々と占いや祈祷の類は盛んにやっているんじゃないかと思う、中国でもゲン担ぎが大好きな偉い人には清朝以前から代々続く秘伝の占いを用いる占い師をお抱えの顧問にしているとかわりとありそうな感じもします。なのでゲン担ぎをして仕掛けるタイミング等中国の今後の出方とかは東洋系の占いで判断した方が先方の出方を読めるかもしれませんね。

 

ただし西洋占星術に関して全く利用価値がないかというとそうでもなく中国の盟友で西洋占星術を熟知している人々がいる国、ロシアあたりだったら中国の台湾侵攻について西洋占星術を用いて仕掛けるタイミングを中国にアドバイスするのかもしれずロシアの出方を予測する上では全く無関係とまでは言い切れません。

というかロシアにしたら欧米は嫌いだけど中国もユーラシア大陸の覇権を争うライバル国、西安サミットで中国は旧ソ連の勢力圏だった中央アジア諸国を取り込みユーラシアの盟主の座を固めようとしていますがロシアは中国を疲弊させるため敢えて台湾侵攻を唆して米国と戦わせ中国が台湾侵攻に注力している隙に中央アジアに再び食指を伸ばそうとするかもしれません。台湾侵攻が起きれば日米も様々な悪影響が生じますがウクライナを支援した日米に対する報復を代理で中国に実行させたいといった思惑も考えられます。

 

とはいえ占い云々以前に一色触発の状況で現場の小競り合いをきっかけに双方何の準備もなしに突然の開戦というリスクもないとは言い切れずそれも想定して中国も諜報力を強化して今現在においても日本を含む世界中で色々と不正な情報入手を試みていることでしょう。占いの是非はともかく経済安保で防諜対策を強化する必要は当然あるでしょうね。