WHOが2020年1月に始まったコロナ緊急事態の終了を宣言しました。
治療薬やワクチン等で対処が可能になり世界的にも混乱が落ち着いてきましたが3年3か月ぶりの正常化宣言です。
この間にも社会はだいぶ変わりデジタル化や医療体制の問題などコロナ禍前の問題がコロナ禍で顕在化しました。
まだマスク姿が大勢見られますが暑くなり熱中症予防のため今後は減っていくでしょう。
とはいえ正常化したとはいっても今からコロナ禍前に戻れるかというとそれも無理な話です。
またコロナ禍で77兆円も計上したという予算に関しても使っていない分や無駄遣いした分の洗い出しを改めてやらなければなりません。
最初に中国で発生してから3年3か月は長かったですが収束してよかったよかった、で終わらせるのでなくコロナ禍前よりアップデートはしていかなければなりませんね。
それにしても結局コロナの起源はいったいどこでどういうことになっていたんでしょうね。
当初は中国の野生動物だとか細菌兵器の実験施設からの漏洩だとか色々ありましたが結局真相はやぶの中のままです。
今年になって米国のエネルギー省は中国の研究所から流出した可能性が高いと言っていますが(日経記事コロナ、米エネルギー省「中国研究所から流出」 米報道)完全に断定できるほどのエビデンスは今のところは確認されておらず野生動物からの自然感染説も完全に否定されたわけではないので何とも不明です。
00年代に米国はイラクが大量破壊兵器を保有しているとの疑惑を持ち出してイラクに出兵しましたが中国とイラクでは軍事力経済力が違い過ぎて疑惑程度で追及するのは困難でしょう。
疑惑程度でも口実にして戦争に持ち込む国とはいえ本当に野生動物が感染の原因だった場合は謝って済む話でもないです。
感染源の特定は中国の協力を得るしかないですが研究所からの流出だったら絶対に協力に応じないでしょうし野生動物が原因だったとしてもこれも中国の不衛生ぶりを世界に示すわけでこのままパンデミック収束でコロナの話は一切忘れてしまいたいというのが中国の本音だろうなと思います。
パンデミックは終息しましたが結局真相はどういうことになっていたのか解明される日は果たしてくるでしょうか…