中国でマイコプラズマ肺炎が流行しているそうです(FNN記事「【要注意】まるでコロナ禍のよう…中国で「マイコプラズマ肺炎」急増 約8割が12歳以下の子ども…日本で広がる可能性は」ヤフーニュース)。
中国の医療機関では患者で溢れまるで2020年にコロナ禍が始まった時のような状況になっています。
すでに韓国にも感染が広がっておりインバウンドで日本にも流入する可能性も想定されます。
これも2020年のコロナ禍で起きたのと同様ですね。
1月から2月辺り、春節で日本の観光地にどっと押し寄せて最悪の場合、日本では2月から3月あたりにマイコプラズマ肺炎が広がって医療機関が混雑し学級閉鎖等も相次ぐといった可能性も脳裏をよぎりました。
メディカルノート記事「マイコプラズマ肺炎」に詳しい解説があります。
それによるとマイコプラズマ肺炎はマイコプラズマ菌によって引き起こされますが若い世代、特に子供が感染しやすい病気ですが大人だったら感染しないかというとそうでもなく感染して場合によっては重篤化するケースもあるようです。
飛沫感染や接触感染などコロナウイルスと似たような感染経路で1年を通して感染リスクがあるものの特に冬が多いのだとか。
感染後2~3週間潜伏期間があって風邪と似たような症状を発症し重篤化すると細気管支炎や中耳炎、髄膜炎、肝炎、膵炎、関節炎など様々な合併症を引き起こし大人が発症した場合は子供以上に症状が重くなるとのこと。
子供だったら重篤化しないかというとそうでもなく死亡するケースもありました(コリアウェーブ記事「中国襲った「その肺炎」で韓国の9歳男児死亡…流行の兆しに募る危機感」ヤフーニュース)。
2020年当時のコロナ禍と違い既に治療法は確立していますがワクチンはないためうがい手洗いマスクといった対応が重要になってきます。
予防法はコロナとほぼ同様ですね。
マイコプラズマ菌対応の薬にもジェネリックが存在し医療費がそこまで高額にはならないでしょうがジェネリック不足は製薬会社の生産体制に問題があって深刻化しています。
マイコプラズマ対応のジェネリックはちゃんと足りているでしょうか?
急速に流行するとマイコプラズマの治療薬も払底し薬を入手できなければとにかく耐えるしかない状況になる恐れもあります。
コロナもなくなったわけでなくインフルエンザも流行しておりマイコプラズマも追加となると色々心配になってきますが引き続きコロナも含めた各種感染症対策は継続したいものですね。