1085ページ目 鶏卵不足と幸運の二黄卵

節約生活の強い味方である鶏卵ですが夜にスーパーに行ってもほとんど棚に鶏卵が残っていないことがしばしばです。

鳥インフルエンザのせいで全国の鶏の1割が殺処分されてしまい鶏卵の需要と供給が崩れ供給不足になったのが背景にあります。

生き物ですから当然すぐに産卵できるまでに育つわけでもなくヒヨコは卵を産み始めるようになるまでざっと5か月ほどかかると言われています。

育ってくれば年内には品薄も解消されそうですが春の間は厳しいかもしれません。

 

さて棚にわずかに残っていた鶏卵を買って食べたのですが黄身が二つ入っていました。

何か得をした気分です。

黄身が二つの二黄卵は縁起物で幸運の前触れとか運気がアップするといった話もあります。

火を通して美味しく頂きましたが後日同じパックの鶏卵を食べようと割ってみるとまたまた二黄卵でした。

10個入のパックに2つも二黄卵が入っていて二重四重にラッキーです。

通常だと二黄卵が発生する確率は1%だそうですがそんなレアな確率の鶏卵を二つも引き当てるのはいったい何が起きているのか?と思い検索してみたのですが何やらこの二黄卵の出現は鶏卵不足が影響しているようです。

二黄卵は産卵開始して1~2か月ぐらいの若い鶏が産みやすく産卵周期が安定してくると一黄卵を産みやすくなるとの話でつまり出回っている鶏卵は生後5カ月ぐらいの鶏が産んでいることになります。

あと通常は品質管理検査で二黄卵は識別されスーパーで一般消費者向けに出回らず加工業者に販売され加工食品になるのですがあまりにも品薄なためスーパーも本来なら加工業者に販売されるはずだった鶏卵を一般消費者に販売していると推測できます。

加工業者の中には鶏卵の使用量を減らしたりするところも出ていますが鶏卵そのものの供給量が減っただけでなく一般消費者への販売用に仕入を行うスーパーに買い負けている可能性もあるかもしれません。

まあ別に二黄卵が嫌といったことはない、むしろ大歓迎なのでわざわざ検査をして二黄卵を一般消費者向けの流通から除外することもないかと思います。

鶏卵価格も値上がり傾向ですが今後若鳥が育って供給が安定してくるにしても二黄卵を排除するために検査を行うぐらいだったらその分のコストを光熱費や飼料代に充てた方がよさそうな気もします。