葉梨法務大臣が法務大臣は死刑のハンコを押す地味な役職との発言を撤回しました。
昨日に言って今日撤回ですが死刑執行の決定という重大な仕事を軽んじているのか、法務大臣の仕事は他にもたくさんあるのにそれすら全く意識していないのかどういう意図があったのか不明ですが本人は本意ではなかったと言っています。
カネや票につながらない点やニュースになって名前が取り上げられないことが不満で要するに法務大臣では不服といった気持ちが透けて見えるような感じですが死刑執行の決定が極めて重大なのは言うに及ばず刑務所や入管での人権侵害や統一教会問題も法務省関連であり職責は重大です。
というかこの人は元々警察庁の官僚で第二次安倍内閣でも法務副大臣を務めていますが今まで何をしていたんでしょうね。
そういえば葉梨氏といえば2009年にも警察は冤罪を起こすはずがないといった趣旨の話をしていますが過去には冤罪で死刑判決を受けた人もいます。
よりにもよってこんな人に死刑執行の決定をしてもらいたくないと思う人も出てくる、この人が死刑執行の決定をする際には今回の死刑のハンコ発言がまた出てくるのではないかと思います。
死刑制度廃止を支持する人もいる中で死刑の話をこのように軽々しく扱ってしまうあたり敵を無駄に増やすわけで政治家としてもどうなのか、岸田内閣の支持率が下げ止まりませんが岸田派のこの人が失言でさらに足を引っ張るあたり岸田首相の部下を見る目も大丈夫か？という話にもなってきます。
もうこの人の法務大臣任命も撤回した方がいいんじゃないかと思いますね。
