今度は寺田総務大臣の進退問題が俎上になっています。
昨年の衆院選での買収疑惑、後援会の会計責任者が故人だった、収支報告書の虚偽記載疑惑等々政治とカネの問題が続々と出てくるも説明責任が果たされておらず野党のみならず与党からも疑念の声が出ている状況です。
山際、葉梨ときて今度は寺田と短期間に3人もの閣僚が不祥事で辞任となった場合もはや辞任ドミノの状態で岸田首相の任命責任の問題になってきます。
何でまたわざわざこの種の人たちを大臣にしたのか、葉梨については失言が想定不能だった面はあるものの統一教会問題や政治とカネ問題については事前に身体調査をしてきちんと確認し問題のある人を選任すべきでなかったと言えます。
問題発覚後の対応もまた問題で山際は自民党内の他の有力者が背後に居り簡単に引導を渡せなかった点はあるものの葉梨と寺田は岸田氏が所属する宏池会です。
宏池会内部にも色々力関係があって岸田首相と言えども自派閥から出た閣僚に引導を渡すのが難しいといった事情があったのでしょうが身内に甘いとの批判も免れずむしろた派閥出身者より厳しく対応すべきでした。
内閣支持率も続落していますが閣僚の不祥事や失言で辞任が続くようではとても信用できない、というかこうも問題ばかり起こす内閣が防衛費や社会保障費の増税を決定するというのも納得がいかないものがあります。
まだ辞任はしていませんし説明責任も果たしていないですがまず疑惑の寺田氏に政治とカネの問題についてきちんと説明責任を果たしてもらいたいものですね。
それにしても何だってまたお亡くなりになっている人を後援会の会計責任者に据えたんでしょうね。
そりゃ責任者なんか置きたくないに決まっていますがいくらなんでも故人ではさすがに開いた口がふさがりません。
息のかかった人を送り込もうとしたのかもしれませんが何かヤバいものがあって寺田氏の関係者ですら会計責任者就任を断り誰も頼める人がいなかったのかもしれません。
何というかものすごく闇が深そうな気がしてきましたがカネの話はきちんと調べてほしいものですね。