死刑のハンコ発言は撤回しましたが批判の声はおさまらず結局法務大臣更迭の方向で調整が進むことになりました。
これまでもたくさんの政治家が失言を繰り返してきましたが死刑執行の承認という極めて重大な職務に対する認識はあまりにも軽すぎる、この人の命令で死刑が執行される度に死刑反対論が高まることも考えるとさすがに続投は無理があります。
昨日は更迭しない方向でしたが今日になって急遽更迭の方向にひっくり返り正に朝令暮改ですが昨日の時点で最初から厳しく対応しておくべきだった、もっと言うならきちんと人物を見極めたうえで選任すべきだったと言えます。
今回の対応で外交にも支障が出てA.S.E.A.N.の会議も代理出席となりましたがよりにもよてこのタイミングですからダメージは大きいです。
ついこの間、山際大臣が辞任したばかりですが他にも不祥事のある大臣もおり辞任ドミノになる可能性もないとはいえない、というか最初の段階で厳しく対応してすっきりした方がよいのではないかと思います。
任命責任は当然ありますがこのままずるずると不適切な大臣が居座り続けることこそ支持率下落の要因になる、新たな疑惑や失言が出ればだからさっさと更迭しておけばよかったのにといった話になるのは想像に難くありません。
次の法務大臣は誰が成るのか不明ですが今度こそちゃんとした人を選任してほしいものですね。
