ロシアが占領中のウクライナ東部4州で住民投票が行われロシアへの東部4州併合が強行されることになりました。
ロシア側は一部開票で98％が編入を支持す投票率も50％を超え住民投票の有効性を主張していますが実際の有権者数は不明です。
むしろ異常に賛成率が高すぎるあたり絶対不正をやっただろうなと思います。
というか武装したロシア軍が居座っている状態で反対運動などしたら粛清の対象になるリスクもあるわけで実際ロシア兵が戸別訪問してロシア編入の是非を聞いて回り回答も訪問したロシア兵が記入するやり方になっていてこれはもうロシア編入賛成の強要です。
反対したところで勝手に賛成扱いの記入にしてしまうのではどうにもなりません。
今後ロシア編入手続きを強引に進め戸別訪問で編入反対した世帯への報復の可能性も考えられます。
ウクライナ侵攻はウクライナ東部のロシア系住民の保護を名分に行われましたが今度は併合された東部4州で本当に迫害を受けるウクライナ系住民の保護を目的とした戦闘が続いていくでしょう。
自国民を強引に徴兵し装備も渡さず戦場に放り込むロシアなので編入後即編入反対世帯に召集令状を送るのかもしれません。
非常に反対が困難な住民投票ですが軍事独裁政権が実施する住民投票は国際的に無効ということで対応していくのが妥当でしょうね。
同じことを北方領土でもやるぞという意思表示にも見えましたがウクライナと異なり実際に戦闘が行われているわけではなくロシアの強引なやり方に抗議の声は上がっても既成事実の追認という形で有耶無耶のままロシア領として確定してしまいそうな気がします。
敢えて未確定の状態で交渉する振りをして経済支援を引き出すために東部4州のような住民投票手続きを今まで行わなかっただけで日本政府としてはどうするんでしょうね。
