安倍元首相の国葬が行われました。
実施前から賛否両論がありましたが式当日も対立はおさまらず会場周辺の警備も交通規制が行われ厳重に厳重を重ねた状態となっています。
事前の警備体制も入念に行い皇居のお堀まで潜って危険物がないかどうかチェックする徹底ぶりです。
さすがに国葬でテロを起こそうとする人はいないでしょう。
一見すると警備は過剰なまでに完璧です。
が、残念なことにネットで国葬の進行台本が流出しています。
イベントを企画したムラヤマが作成した台本で全57ページ分、自民党関係者から投稿者が入手したとのことです。
スタッフの集合から遺骨の退場まで流れが記述されておりもし仮にテロリストが台本を入手していたらどうなっていたことかと思います。
まあ逆にネット上に全て公開されてしまったことでテロリストが動くかもしれないタイミングも公開されてしまったようなものでむしろ逆に犯行は起きにくくなるのではないかという気もしないではありません。
ただ一般人が当日の進行台本という重要な情報をネット検索で入手できてしまうという状態でいくら警備を強化しましたといっても説得力がありません。
警備費はとても一桁億ではおさまらないような気もしますが情報流出対策をしないあたりいくら警備でカネをかけても無駄なんじゃないかと思えてきます。
流出させたムラヤマ及び自民党関係者が誰なのか不明ですが警備にとっては確実にマイナスになる行動を政府や与党の身内とも言える人々がとったあたり政府や与党でも意外と今回の国葬に反対の人が多かったのかもしれません。
とはいえ仕事は仕事としてきっちりやるべきで国葬の入札にあたって実績面等で事実上ムラヤマしか落札できないような条件がつけられたといった話もありました情報流出させるような会社に落札させてよかったのかどうかは疑問です。
国葬はともかく実施されましたが明日からは内容や費用についてきちんと検証していってほしいですね。
