今日は憲法記念日です。
毎年この時期に憲法改正がテーマの話が出てきますが毎日新聞の調査では改正賛成が44％となっています。
なお安倍政権の時は36％でしたが憲法改正に熱心な安倍元首相より護憲派よりとされる宏池会の岸田首相の元での憲法改正の方が支持率が高いというのは何とも皮肉な話です。
とはいえ世界情勢が世界情勢なのである意味それだけ危険と隣り合わせの時代で危機感を覚えている人が増えていることの表れでもあります。
ウクライナに侵攻したロシア軍やミサイルを撃ってくる北朝鮮、武力による威圧を繰り返す中国、全て独裁国家で隣にいる日本の防衛力は強化すべきといった世論も高まり防衛費に関してもGDP比2％以上を支持する人が55％（日経）となっており憲法改正＋防衛費増強という流れになってきました。
それはそれで不安なのですがかといって何もしなくていいのかという不安もあったりしてどっちを選んでも不安はぬぐえません。
なお憲法改正で敵基地攻撃を本格的に保有するとなると防衛費はGDPの2％ぐらい、今の日本だったら10兆円ぐらいになるでしょう。
ただあと5兆円増やすというのは厳しい財政負担となります。
今後ウクライナ問題など停戦が実現すれば憲法改正や防衛費増額を支持する声もトーンダウンする可能性もないとは言えませんが中国も北朝鮮もあるので何ともわかりません。
何だが第2次世界大戦前のような感じになってきましたが戦争だけはとにかく起こらないでほしいものですね…
