日経平均が大幅に下落しています。
一昨日909.75円、昨日461.08円、今日699.50円と3日連続大幅に下落で合計2070円が消えました。
今日はとうとう28000円を割りましたが3日前から比べて率にして6％強の下落です。
米国では長期金利が上昇し日本では変異株の流行が止まらないのが恐怖となってこのような下落につながったという面があります。
金利が上昇すれば預金を増やすのでその分株にお金が回らなくなる、コロナで消費活動が低迷するといった形になれば株価はもっと下がると予測する投資家も増えるでしょう。
ただ実体経済を考えると今までがバブルすぎたのでこれも調整と言えば調整です。
ITなどはデジタル化の流れで期待感から大きく値を上げていた銘柄もありますが収益の裏付けを重視すれば加熱し過ぎなところも否定できません。
とはいえK字回復で企業によって天国と地獄が分かれる状態であるのも事実です。
3月決算企業の決算発表シーズンと重なってせっかくコロナ禍にもかかわらずいい業績を出したのに全体の地合いに押されて株価が抑えられたという企業もありますがそのような企業を拾っていくのも悪くはないんじゃないかと思います。
…が、全体がこういう急落の流れなので落ちるナイフをつかむのは勇気がいります。
コロナ発生直後の大暴落の時点で購入したのであれば別に何ともないですが今の株価でつかむのはまだ高値掴みになるんじゃないかという気もします。
相場が下落してくると逆張りで新規参入する傾向がある個人投資家は少なくないですが見送りが吉と出るか凶と出るか色々と悩ましい所です…
