309ページ目 文化財防火デーと横浜合同庁舎火災

今日は1月26日です。

何気なく過ごす平日ですがこの日もいくつかの記念日になっていてその一つに文化防火デーというのがあります。

1949年の今日に法隆寺の金堂壁画が火災にあったことがきっかけで1月26日が文化防火デーとなりました。

この日の近辺で毎年文化財を守るための防火訓練などが各地で行われています。

 

そういう日なのですが昨日は横浜合同庁舎で火災がありました。

1926年に建設されそろそろ100年になろうかという建物で横浜市認定歴史的建造物となっています。

古い建物ですが今もなお現役で使われており国の施設が入居していました。

火災は関東信越厚生局麻薬取締部横浜分室で発生し原因は充電中の携帯バッテリーが発火したためだそうです。

 

火災の写真を見るとけっこう激しく燃えていますが冬の乾燥した時期なだけあります。

充電用バッテリーは燃えやすいリチウムイオン電池が使われていて今回の火災に限らずあちこちで火災の原因となっています。

充電中に誰もいなかった場合、発火の兆候があっても気が付かずそのまま燃えてしまう可能性がありますが横浜合同庁舎の火災でも出火当時部屋に誰もいなかったそうです。

古いバッテリーは事故を起こしやすくなりますがそのようなバッテリーは使わない、充電器を無人の部屋に放置しない等の対策をしっかり行いたいものですね。