1380ページ目 能登地震と日航機炎上

昨日の大地震の被害が大変なことになっています。

震度7地震で48人が死亡しビルが横倒しになるなど建物の倒壊も多数発生しています。

珠洲市では6000世帯のうちほとんどの世帯が全壊または半壊の被害を受けています。

5万人以上が避難しているとのことですが氷点下の気温です。

輪島市では市街地中心部で200棟もの建物が火災で焼失しました。

1mの津波も発生し海岸沿いの建物で浸水被害も発生しています。

 

まさか元旦から激甚災害が発生するとは思ってもいませんでした。

いつ災害が起こるか本当に油断できません。

そう思っているところに今度は羽田空港日航機と海保機が衝突し飛行機が炎上中とのニュースがありました。

二重に驚きました。

日航機の乗客は全員避難し無事だったものの海保機の乗員のうち5人の死亡が確認されました。

能登半島地震対応のため救援物資を送る途中の事故だったとのことです。

お正月の混雑した状況で非常時対応もしなければならない状況だったので混乱が生じたのでしょうか。

本当に世の中何が起こるか分からないものです。

なかなか難しいことなのですが何が起きてもなるべく冷静に対応できるよう覚悟をしておきたいと思います。

 

 

…それにしても元旦に続き大災害や大事故が連日発生していますが何というかこう今年に関しては色々と胸騒ぎを覚えた人も中にはいるかもしれません。

三元九運でも終わりの終わりの下元第九運の年ですし冥王星も本格的に水瓶座入りします。

動乱の時代の幕開けとなるのが今年なんですが色々心配になってきました。

こうも年始から大災害や大事故が連続して発生するとオカスピ的な観点から天罰論を言い出す人も出てきてそれがまた混乱をもたらすのではないかという気もしてきました。

偉い人が悪徳の限りをつくして困窮した民の竈をひっくり返してまで最後に残った米粒一粒まで奪い取っていくような時代だと何かのバランスを整える動きがどこからともなく発生して世直しという方向になるのだとか言い出す人もひょっとしたら出てくるかもしれません。

もちろん自然災害も事故も日頃の行いの善し悪しに関係なく起きる時は起きます。

地震は天罰だとか津波で我欲を洗い落とせとか言い出して顰蹙を買った都知事がいましたが当然のことながら地震津波も事故も天罰でも何でもなく善人悪人を問わず無情にも命を奪っていきます。

これが天罰だったら善人であれば回避できそうなものですが天罰でも何でもないので日頃からどんな善行を積んでいたとしても回避は困難であり天罰よりもずっと怖いものがあります。

ただその一方で古代中国の時代から疫病や旱魃は皇帝が不徳だから起きるのでそれらの災害を鎮静化させるためには有徳の皇帝に変えるべきだといった思想があり中華文明が伝わった日本でもその種の話を信じる人もいたりします。

上述の石原都知事も生前は信じていたかもしれないですね。

自民党の裏金問題も大変なことになっていますがそれと元旦と今日の一連の災害と事故を結び付けて考える人も出てこないとも限りません。

何度も繰り返しますが災害及び事故と裏金問題の因果関係は特にないんですけど自助努力でもどうにもならない局面でやり場のない怒りをどこに持っていくかとなるともうとにかく政治が悪いという話になってくるわけです。

実際政治が悪いから被害が大きくなる側面は否定できません。

災害そのものに関しては発生を防ぐことは無理ですが日頃の防災対策だとか災害からの復旧対応等事後的な救済に関しては政治行政の対応によるところが大きいです。

そこで不手際があった場合だとかその不手際をそのまま放置しながら裏金で私腹を肥やしたり税金を個人的な娯楽に充てたりだとかしたら我々が困窮してるのにお前ら上級国民はやりたい放題でふざけるなよと言い出す人だってそりゃ出てくるでしょうね。

災害や事故でも不十分な対応な上に日頃の行いも悪い、というか日頃の行いが悪い人たちに災害対応や事故対応ができるのか?災害や事故そのものの発生まで為政者の責任とは言えないけれど防災だとか復旧が不十分なら不徳の為政者を有徳の為政者に取り換えるしかないという流れも古今東西政権交代の背後にあったかもしれませんね。

これから裏金問題の捜査結果も出てきますが同時に能登地震の復旧対応もしなければなりません。

もしここで不手際があった場合は裏金問題も合わせて厳しく責任追及されることになるかと思いますが政府は一体どう対応するでしょうね。

海保機の事故もあり色々と混乱も伝わってきますがとにかく確実な対応で救助と復旧に尽力してほしいと思います。