1283ページ目 提督は死んでない?死んでる?

ロシア黒海艦隊のソコロフ司令官がウクライナ軍のドローンによる攻撃で戦死した件についてロシア側は提督戦死の事実はないと言い張っています。

なお生存の証拠として動画を上げているようです(テレ朝ニュース記事「【報ステ】「司令官が死亡」真偽は…ロシア“生存映像”公開も“動画ほぼ動かず”?」ヤフーニュース)。

が、生存の根拠となっている軍事会議の動画に出ている提督は一言もしゃべらずぴくりともしません。

動画ではなくまるで静止画のようです。

どこかから画像を持ってきて編集したんでしょうか?

戦死リスクを考慮して事前に動画を撮影してある程度の編集パターンを考えておけばもっと自然な感じの動画に編集できたかもしれませんが将官クラスの戦死者が相次いでいるといってもさすがに提督クラスの大物が戦死することは想定していなかったんでしょうね。

まあ今回の一件でテロ組織の指導者とか暗殺された場合に備えて事前にフェイク動画を作成するためのデータを生前に撮影するようになるかもしれませんね。

提督クラスの戦死ということであれば第二次世界大戦山本五十六海軍大将以来ですかね。

歴史の教科書にネルソン提督とか李舜臣将軍の戦死も載っていますが提督クラスの大物の戦死は戦争の教科書だけでなく一般的な歴史の教科書に載るようなレベルの話です。

後世の歴史の教科書にも今回のソコロフ提督戦死の話も載るんでしょうか?

ドローンによる攻撃で提督以下多数の将校を討ち取る戦果を上げたわけですからこれも一種の軍事的な革新の一つですし長篠の戦いの鉄砲隊みたいな感じの扱いになるかもしれないですね。

さて提督が生きていると言い張るのであればどうやってその後の指揮をとるのか?

黒海艦隊の旗艦モスクワ沈没で前任者は更迭されましたが(もし更迭されていなかったら前任の人が今回のドローン攻撃で死んでいるかもしれませんがモスクワに積んだ聖遺物の加護があったんでしょうか?船は沈んでも将軍の命は守ったわけです)一応生きていることになっていてまた引退の理由を考えなくてはなりません。

病気か怪我による名誉の勇退か司令部攻撃を防げなかったことへの引責辞任かあるいは別の人を実際に表に立たせるとまたドローン攻撃がやってくるかもしれないということで提督はそのままにして別の代理が事実上の指揮をとるのか。前任者復帰もあるかもしれません。

何にせよ旗艦だけでなく提督まで失うことになったロシア黒海艦隊ですが陸戦はどうなるか不明としても海戦に関してはもう無理なんじゃないかという気もします。

いったいいつまでやるんでしょうね…