930ページ目 最近なに読んだ?

20年以上前に使っていた世界史の教科書を読んでます。

元々歴史が好きで受験も世界史選択でしたが好きなんですけど範囲の広さ及び中国の偉い人や法律を漢字で書かなければならずコスパで言えば数学や日本史の方がよかったと後から思ったものです。

それでも好きな科目だったので上京する際に一緒に持っていき色々読み返しています。

最近ではウクライナ侵攻の話もあって関連する旧ソ連及びロシア史やアジア史の該当箇所を読みました。

ロシア帝国からすればウクライナは絶対に確保すべき地域である一方でウクライナからすればロシアより伝統がありかつてのキエフ大公国時代の独立した地域という状況なわけでこのあたりは永久に平行線になりそうです。

クリミア大橋で爆破テロがありましたがクリミア半島自体が古代から要衝として係争地になっており19世紀にはクリミア戦争もありました。

ここを抑えた勢力が黒海の覇権を握るだけにウクライナは絶対に取り戻したい、ロシアは絶対に手放したくないという場所です。

ロシアとウクライナに限らず戦争や紛争も利害関係だけでなく歴史的な因縁もあったりして国際情勢が緊迫化するたびに何でそうなるのか考える上で世界史を再び読み返して参考にしてみるのもいいかもしれませんね。

山川の詳説世界史です。

1998年の発行で当然ですが20世紀までの内容しか記述されていません。

21世紀も5分の1が経過しましたがこの間の歴史は教科書にどう反映されるでしょうか。

21世紀の教科書もいずれ読んでみようと思います。