フランスに本社を置く革製品や高級シャンパンなど世界的な高級ブランドを扱うルイヴィトンですがデモ隊に本社が襲撃されました。
経済格差問題は日本だけでなく世界も同じでフランスでも上流階級と一般国民との格差が大きい状態になっていますがそこへきてフランス政府の年金改革が問題になりました。
年金制度維持のため年金の支給開始年齢を現行の62歳から64歳に引き上げるというものですがこれが一般庶民の生活を圧迫する、リタイアまで余分に働かなければならないのは納得いかない、むしろ優遇されている富裕層に課税すべきといった話が出ています。
特にルイヴィトンのオーナーであるアルノー氏が現在世界一の富豪となっておりこれが一般国民の怒りに火をつけた格好です。
そりゃ世界一の大富豪に課税して富の再分配をしろといった話になるのも当然です。
物価高でぎりぎりの状態なのに年金2年分を召し上げられるのではたまったものではありません。
富を独占しておきながら税金を払わず社会一般に利益を還元しない企業が世界的にも問題になっていますがアルノー氏やルイヴィトンはどうするんでしょうね。
まあルイヴィトンの扱うブランドは高級品で富裕層向けですから一般国民から嫌われたって痛くもかゆくもないといったところでしょうか。
不買運動をしても全く効果がないところが憎たらしい限りです。
格差拡大でこの種のデモとか起きるのも危ない話ですがきっと今後もこの種の暴動はいたるところで発生するかもしれません。
世界的にも不穏な感じですが取り返しのつかない事になる前に格差是正問題に取り組んだ方がよいと思いますがきっと世界各国の既得権益層はやらないでしょうね。
もう巻き込まれないように自衛のためテロとか起きそうな場所には近寄らないようにしたいと思います。
