コロナ感染拡大が止まりません。
第7波は第6波を上回る規模ですがまん延防止措置や緊急事態宣言が出されるといった話はなく全国各地で3年ぶりのお祭りが開催されています。
もうこういう状況で自粛を呼び掛けても誰も聞かないでしょう。
一方で医療機関は逼迫しており救急搬送も厳しくなってきました。
コロナに加えて熱中症の搬送で手一杯な状態です。
このような状況を受けて感染症学会はコロナ軽症者に受診を控えるよう呼び掛けています。
軽症者で医療機関がいっぱいになれば重傷者にまで手が回らなくなるリスクがあるのはよく分かるのですがコロナの怖い所は急激に悪化してそのまま死亡するリスクがあるところです。
軽症者は来るなといっても子供が具合が悪いのを放置するわけにもいきません。
軽症だから受診控えして急に悪化して死亡してもそれは自己責任だと片付けられてしまうのも困ります。
来るなと言われてもさすがに命がかかっており医療機関が手一杯なのは承知しつつも受診自粛要請には素直に従うわけにはいきません。
というかここまで酷くなってしまった以上、再びまん延防止措置や緊急事態宣言も検討する、これまでも医療逼迫が起きたのになぜ対策ができなかったのかという問題もあります。
受診控えで急変による死亡リスクを一般国民に押し付けて自己責任論で片付ける前にもっとやるべきことはあるのではないかと思います。