宮内庁の西村長官から「国民の間に不安の声がある中で、開催が感染拡大につながるのではないかと懸念されていると拝察している」といった話があったとニュースになりましたがそれからすぐに加藤官房長官が宮内庁長官が自身の考えを述べたものだといった発言が出てきました。
どうもかみ合っていませんが官房長官が正しく宮内庁長官が自身の考えを述べただけだとすると勝手に陛下の名前を出した点で問題、宮内庁長官が正しくご懸念を伝えたとするとそれを受け付けなかった官房長官が問題ということになりそうですがどっちなんでしょうね。
どちらが正しいか明らかにしようとするとかなり難しいことになりそうなのを察してか組織委員会の武藤事務総長は「報道でしかお言葉を知らないのですが、私は一般的なお話であって、現状でどこかに問題点があるとか、そういうことではない理解しています」と語っています。
発言そのものについて白黒つけずやり過ごそうとする姿勢が見て取れますがさすがに今回の話は非常に重く受け止める必要がありこのまま何もしないというわけにはいかないでしょう。
そもそも本当に現状でどこにも問題点がないと考えていること自体が問題なわけですが本当にどうするんでしょうか。
酒類の提供に関しても二転三転する状況ですがこのような方向性のないことばかりやっていては国民の懸念も払しょくできるわけがありません。
急な話でしたが今後どうなるのか気になる所です。
