バイデン政権が発足しました。
トランプ支持者による議事堂侵入事件もあって厳戒態勢でしたが何事もなく就任式は修了したようです。
就任早々さっそくパリ協定復帰やWHO復帰などトランプ政権が行ってきた政策のちゃぶ台返しを行っています。
これでまたトランプ支持派が怒り出しそうですが国際的調和の観点からは見直しは妥当です。
トランプ政権はなかなか面倒な政権で日本はうまく付き合っていたように見えますが思いやり予算では約8000億円という現行の4倍になる値上げを要求されておりシビアな相手でした。
まあ政権が変わっても米国が日本以上に財政難で軍事費削減が要求されている環境下だけにトランプ政権同様思いやり予算などで日本に負担を求めてきそうな予感はします。
ここで断っても中国が行ったレアメタルの輸出制限の時のようにワクチンの輸出手続きで検査を理由に輸出を遅延させるといったやり方はさすがにしないとは思いますが状況が状況だけになかなか米国にはNOと言いにくい微妙なタイミングではあります。
バイデン政権が何を言い出すかは何とも言えませんが世界を混乱させるような米国第一主義にならないことを期待したいものですね。