468ページ目 開票速報

事前の下馬評では自公が50議席以上獲得するといった話が出ていましたが意外と苦戦しているようです。

選挙応援演説での麻生氏の失言や政府のコロナ対応、オリパラ対応に批判があって都議選でも自公に票は入れないという有権者が多かったのでしょうか。

一方で都民ファースト議席の減少は避けられず議会第一党の座は維持できない模様です。

新党で元々支持基盤が弱く前回の都議選のように小池都知事の勢いがあったわけでもないのでこれは事前の評判通りでしたが自公に勝たせたくない、麻生氏の応援演説が癇に障ったので小池都知事を応援しようという有権者の存在もあってか議席減は避けられないもののそれなりに善戦はしそうです。

そして立憲ですがこちらは票を伸ばしています。

民主党政権時代の政治について今も納得していない有権者は多いものの自公と都民ファーストのどちらも気に入らないので仕方なく批判票として立憲に入れた有権者が増加したことが背景にあるのでしょう。

 

さて今回の都議選で勢力図はかなり混沌としたものになりそうですが自公と都民ファーストのいずれも過半数をとれないとなると立憲など第3勢力がキャスチングボードを握ることになります。

代表を退いたとはいえ実質的に都民ファーストを率いているのは小池都知事ですが都政運営は自公や立憲とどう話をするのでしょうか。

自民党に復帰するというなら自公と協力路線、菅政権に対抗する意思を示すなら立憲と協力ということになるのかもしれませんがあくまでも都政優先なら是々非々で案件ごとに他党他会派との協力を進めていくことになるのでしょう。

都議選後の都政はどうなるんでしょうね…