ワクチン担当大臣なるポストが新設され脱ハンコなどで割と目立っている河野氏が任命されました。
医療関係者、高齢者にまず接種し一般は5月から接種開始というニュースも出てきましたが河野氏はこれについてツイッターで時期はまだ想定していないとしています。
実際問題2月下旬から5月までに医療関係者と高齢者の接種は完了できるかというと何ともわかりません。
65歳以上の人口はざっと3600万人もいるわけですがこれだけの人数に接種するとなるとものすごい準備が必要になるのは想像に難くありません。
ワクチンの確保、超低温での輸送、接種場所の確保、接種した注射針の処分、副作用対応等々これらを一か月で全部準備しなければならないわけでいったいどうやって実施するのか見当が付きません。
3600万人というとだいたい日本の人口の3割ですが仮に2か月で3割接種に成功したとして残りの7割の接種完了はものすごく単純に考えて4か月強かかるんでしょうか。
16歳未満は安全性の観点から接種しないということなので約1600万人が対象外になるものの対象人数の多さを考えれば今年の夏中にはたぶん終わらないんじゃないかと思います。
オリンピックは夏開催の予定なわけですがどう頑張ってもワクチン接種完了は間に合いそうにありません。
ワクチン接種の順番についても副作用が心配なので当面は接種したくないという人も多いですがすぐにでも接種したいという人も多いので医療関係者、高齢者、基礎疾患がある人、一般の分類の中でさらに細かな順番についてもどうするのか気になる所です。
本当にどうするんでしょうか…
