昨日の午後4時42分に宮崎県日向灘でマグニチュード7.1の地震が発生しました。
宮崎県では震度6弱の揺れが観測されました。
建物の一部倒壊や看板の落下などがあったようです。
けが人も14人いるとのことです(毎日新聞記事「宮崎震度6弱一夜明け 意識不明の1人含め14人けが 住宅損壊も」ヤフーニュース)。
日本は地震が多い国ですが日向灘周辺でも数十年に1回マグニチュード7規模の地震が起きています(地震調査研究推進本部記事「宮崎県の地震活動の特徴」)。
昨日以前に日向灘でマグニチュード7規模の地震が起きたのは1968年4月1日です。
56年前ということですとたしかにいつマグニチュード7規模の地震が日向灘で起きても不思議ではなかった状況です。
しかし今回の地震が怖いのは南海トラフ大地震の前触れではないかと指摘されている点です。
政府は南海トラフ地震臨時情報を発表し今後1週間の警戒を呼び掛けています(BBC記事「南海トラフ「巨大地震注意」を初めて発表 日向灘を震源にM7.1の地震」ヤフーニュース)。
日向灘の地震は南海トラフ上で発生しており今回の地震が南海トラフを刺激し別の場所で大地震が発生する可能性もあるようです。
避難の呼びかけは出ていませんが電車が減速運転(日テレニュース記事「東海道新幹線、一部区間で減速運転 在来線特急は一部運休も JR東海 南海トラフ地震臨時情報受け」ヤフーニュース)をしています。
岸田首相も外遊を取りやめたようです(読売新聞記事「岸田首相、カザフスタンなど3か国の訪問取りやめへ…「南海トラフ地震臨時情報」発表で」ヤフーニュース)。
南海トラフは宮崎沖から伊豆半島の付け根あたりまで続いているプレートの境界ですので南海トラフ大地震が発生したらとんでもないことになります。
死者23万人、被害総額213兆円規模の被害が想定されています(毎日新聞記事「死者23万人、経済被害213兆円推計の南海トラフ 国の対策は」)。
まさかあの外国でいい顔をしたい岸田首相でさえ外遊を急遽取りやめと聞いて真剣に震災への備えをしなければと思った人もいるかもしれないですね。
夏休みのレジャーシーズンで交通に影響がでるのは困るとはいえ何かあった場合の用心に越したことはありません。
家具の固定だとか備蓄食料の確保とか改めて点検しなければなりませんね。
日本は元旦でも春休みでも夏休みでも関係なく地震が襲ってきますが今後1週間は特に要注意です。
準備をしつつ、とにかく地震がこないことを祈るばかりです。
…スーパーでも米不足でお一人様2点までとか購入制限があったりしますがこの1週間でまた米不足に拍車がかかるかもと思わなくもありません。
いつも買ってる5キロの玄米が2500円ぐらいになって高くなったなぁ…と思っていましたがその5キロ入りの玄米自体が消えて2キロ1300円の玄米だけになりました。
これも一つの値上げ、それも大幅値上げです。
1キロ当たりの単価で5キロ入りなら500円、2キロ入りなら650円です。
ほぼ同じ金額を払っても4キロしか買えません。
新米が本格的に出回るまであと1か月ちょっとありますがまったく困っちゃいますね…