1656ページ目 おいしいもののことを考えよう

お題「おいしいもののことを考えよう」ですね。

収穫の秋、食欲の秋ですけど秋の味覚は色々です。

気温は今日も日中は30度まで上がりまだまだ暑いんですけどスーパーではナシや葡萄が売り場に並んでいたりお菓子売り場でもハロウィン用のお菓子が並んでいたり売り場も秋らしくなっています。

お米も新米が入ってきて欠品はしていません。

…が、高いんですよね。

ナシ1個、葡萄一房で500円とか買えませんね。

その500円で3パック税込み50円の納豆が10個買えます。

30食分に相当しますね。

税込み20円のもやしだったら25袋購入できます。

最近はワンコイン外食も厳しくなってきましたが1食分に相当します。

一人暮らしのコスパを考えるとなかなか食べられませんね。

実家にいた頃は母の友人がナシを送ってくれたりご近所さんが葡萄をおすそ分けしてくれたりしてくれたのが懐かしいです。

まあ高いので売り場ではスルーし果物売り場はさっさと通り抜けるとして問題はお米です。

5キロで3000円とか無理ですけど新潟産コシヒカリ新米とか3600円だったりして高すぎます。

ていうか5キロ袋の玄米が欲しいんですけどいつになったら入荷するんですかね。

しかし夏に買ったお米もなくなりましたし高くても買わざるを得ません。

果物と違って主食の値上がりは痛いです。

死活問題ですね。

巻き込まれたくないので現代の社会で一揆なんて困りますけど大正時代の人たちが米騒動を起こした気持ちも分かる気がします。

今後の米不足には増産で対応していく必要がありますけど生産して補助金を出すんじゃなくて減反して補助金を出すって改めて考えると頭おかしいんじゃないかと思います。

余った分は外国で売れるんですし米が安くて生産コストが回収できないんだったら減反補助金じゃなくて生産補助金を出したらいいでしょう。

せっかく小麦の割高感から米食が見直されてきたというのにここで値上がりを放置したらせっかく米の需要が上向いてきたのに水を差すことになります。

経済安保の為に食料自給率を上げたいんだったら米食を奨励しないと政策に矛盾が生じるんじゃないですかね。

まあそんなわけで高いお米を買わざるを得ない、コメの値上がり分がなければナシや葡萄を買うお金が残ったんですけど財布のお金が増えないんですから仕方ありません。

さてお米売り場には季節の商品の一つとして松茸ご飯の素が売っています。

お米に混ぜて炊く奴ですね。

ついで買い狙いの陳列です。

収穫したての新米を季節の松茸ご飯にして食べるのが秋の定番という世帯も少なくないんじゃないかと思います。

もちろん予算の都合があるので我が家はこちらもスルーです。

「きのこ飯ほこほことして盛られたる」(日野草城)。

ああ、炊き立ての松茸ご飯、食べたかったなぁ…。

 

おいこら石破逃げる君、一般国民がおいしいもののことを考えていられるうちは上級国民が悪政をやっても今日の晩飯の方が大事ってことでスルーされてきたかもしれんけどさすがにメシが食えなくなったら一般国民も怒りだすってことは理解した方がいいと思うぞ。

内閣発足時としては異例の支持率の低さだけど米が高いせいで支持率が下がった可能性もある。

そりゃ新米が安くなると期待してたのにちっとも安くならないんだから期待外れも甚だしいわな。

おいしいもののことを考えられなくなった代わりに財布の中身と政治のことを考え出すようになるわけだ。

しかも裏金議員も公認するとかお前ふざけるなよ。

政治家の奴らときたら会食のメシを残していくけど一般国民がメシを食えないのに上級国民は会食のはしごとか喧嘩売ってんのかこら。

食べ物の恨みは怖いって美澄タソも言ってるけど(日経プロムナード「果物ってぜいたく品?)老若男女関係なく物価高で困ってるわけでな。

パンとサーカスに愚民が群がるとか言って一般国民をバカにしたところでその一般国民がいるから上級国民が上級国民でいられることを忘れるな。

空気が変わるのはあっという間だぞ。

最近じゃあ秋と春がなくなって10月まで夏で11月から冬になるような感じだが余裕がなくなった社会における世論もたぶんそんな感じになるんじゃないかな。

今月の衆院選で裏金議員をごり押しして勝ったとしても来年の参院選でどうなるか覚悟はしておくこったな。