荻窪の西友に行ったらお米が2キロのもち米しか残ってませんでした。
しかも購入制限でお米は一人一袋となっています。
この間って言うか12日前の1600ページ目で西友のお米コーナーから5キロ入りの玄米が消えてお米自体一人2点までの購入制限がついていた話をしましたけどたった12日で品不足が深刻化してます。
いったいどうしたことか。
北陸放送記事「米不足なぜ?「売り切れが続発」新米入荷で解消なるか…農家と店に聞いてみた」ヤフーニュースを読むと2023年が不作だった上、外国人観光客の需要増、小麦の高騰による代替需要の増、といった理由が上がっています。
南海トラフ大地震の警戒のため非常用品の備蓄として米を購入した人もいるでしょうし品薄だからある時に買わないと売り切れで買えなくなるので焦って購入する消費者の存在も米不足に拍車をかけたのかもしれませんね。
早い所ではもう新米の収穫が始まってはいますし当分はそうめんや蕎麦で代替することにします。
しかし最後まで残ったもち米ってだれが何のために買ってるんでしょうね。
お米自体が品薄でも最後まで残ってしまうあたりニッチな商品なんでしょうけどその名の通りお餅にしたりだとかおこわ、赤飯を炊くのに使うようです。
まあおこわが好きな人も結構いますし慶事にお赤飯を炊く人もいます。
慶事じゃなくても好きな人は好きで20年以上前に亡くなった祖母がお赤飯をよく炊いていて祖母の家に行くたびにお赤飯を持たせてくれましたっけ。
玄米も割と残りやすいですけどこちらは炊くのが面倒、ぬるま湯に浸してちょこっと芽が出るぐらいの状態で炊くとほどほどに柔らかくなるんですが玄米が呼吸するようになるまで夏は半日、冬だったら1日ぐらいかかっちゃうんですよね。
そんなに待ってられないので白米を食べる人も多いかと思います。
お米売り場で他に見かけるのはお餅ですね。
冬はともかく夏に餅って言われましてもね。
冷蔵庫に入れておけば1年ぐらい長持ちしますけどそういえば冬に食べきれなかったお餅が何切れか残ってました。
そのまま焼いたりお雑煮にするのも今一つ季節感がないですけどなんかないですかね夏に適した餅の調理法。
…冷やし卸めんつゆ餅とか出てきました。
柔らかくした餅を冷やしてめんつゆと大根おろしをかけて食べるシンプルなものです。
ざるそばとか冷うどんと基本的に似たようなものですけど餅でそれをやるのは思いつかなかったなと。
まあ夏に餅なんてわざわざ買った記憶もないので食べる機会も特にありませんでしたがね。
これは1度やってみようかと思います。
全くこんなにお米がなくなってしまうとは想定もしませんでしたけど、そもそもお米って9月に収穫する性質上8月に在庫がもっとも少なくなるものです。
去年の猛暑でお米が不作だったという時点で今年の8月に在庫がいつもより少なくなることに備えておくべきだったなと後悔してます。
実家は生協から毎月同量のお米を定期購入する契約をしているそうで特にお米に困ってないと言ってましたけど企業活動と同様、無くなったら困る物資は事前に定期購入契約をしておき特定の取引先と長期定量購入をするのが安全かもしれません。
あるいはビンシステムの導入です。
ビンシステムとは二つのビン(箱)を用意し使い切りもう2本目を使い始めた時点で追加で1本購入し常に1本分使っていないビンを用意する物資の管理法です。
これだと不測の事態が生じても1本分の備蓄ができ少なくとも2本全部なくなるまではどうにかしのげます。
不作の年は翌年の春以降に米不足になるリスクが想定されるのでお米もビンシステムで1袋はそのまま使いもう一袋は備蓄用にする、新米が大量に出回る季節になったらお米を2袋購入して後は1袋分を食べきる度に1袋購入して震災用備蓄用品のローリングストックと同じ要領で備蓄していたお米を食べ新たに買ったお米は備蓄用にするのもいいかもしれません。
お米不足が深刻ですけど当面はあるもので対応して新米が出回る9月以降は今後起こり得る自然災害だとか米不足に備えた対応をしたいと思います。
…さて今日の晩飯は何にしようかな。
米不足だけどお寿司とかお弁当はある、加工用のお米は普通にあるようです。
形が良くなかったお米を加工用に回しているから、猛暑で不作とはいっても形がいい米がとれにくくなったという話で品位にこだわらなければお米自体はそこそこ収穫できているのです。
まあ安くしてくれるんだったら形にバラツキがあっても家庭用に売ってくれてもいいと思うんですけどね。