個人情報の誤登録等のトラブルでマイナカードの自主返納が増えているそうです。
共同通信の調査だと5月以降に318件あったのだとか。
トラブル続きで個人情報漏洩や制度が信用できないといった理由が上がっています。
すでにマイナカードは健康保険証として2021年10月から利用可能になっており2024年秋に健康保険証を廃止してマイナカードに一本化すると言っておりこれが実際に行われるならこの自主返納した人たちはまた申請手続きをしなければならないことになります。
現状ですらトラブルが相次いでいる状況ですが見切り発車で一気に一本化してしまってよいものかどうかさすがに心配になってきました。
というか厚労省は当面の間、マイナカードを健康保険証として使える状態にしている人にも従来の健康保険証も同時に持参しろと言い出しました。
マイナカードに不具合があった場合、健康保険証として機能せず診察で使えない恐れがあるためですがそれじゃあ一本化する意味ないじゃん!という話になってきます。
マイナカード一本化を進めるのも政府ですが従来の健康保険証も一緒に持ち歩きましょうと言っているのも政府で一体どうしたいんだよ…と思えてきます。
政府内でも色々混乱しているのかもしれませんが政府が自分自身でマイナカードを信用できないと言っているような状況では果たして一般国民から信頼を得られるかどうか。
これではマイナカードを自主返納する人が増えるのも無理からぬ話です。
まずマイナカードで誤登録や不具合がでないようにすることが先決です。
それができてからでないと2024年秋のマイナカードと健康保険証の一本化は難しいですがあと1年で不具合を完全解消できるかどうか。
そのあたりについても説明はしてほしいですね。