1145ページ目 サイコパス先生

江戸川区で2月に起きた強盗殺人事件の犯人が一昨日になって逮捕されました。

犯人は江戸川区立中学の男性教諭だそうです。

普段の勤務態度は非常に評価が高くマニュアル一辺倒でなく生徒個人に合わせた学びで叱る時も感情的にならずに生徒を諭し笑顔を絶やさぬ模範的とも言える先生だったのだとか。

なお事件当日は半休をとっていますが全休でなく半日はちゃんと出ておりその後も特に怪しい言動になったといった話もなくいつも通りの勤務を殺人事件があった2月から3か月にわたって続けていたことになります。

人間ストレスが溜まることもよくありますが切り替えは大事です。

私生活で何かあったからといってお客さんに不機嫌な態度で接するのはよくないです。

が、さすがに強盗殺人をやっておきながら全く変化なくいつも通りの態度で勤務し生徒や教師、保護者から見たいい先生で居続けたあたりは切り替えができる人というよりむしろサイコパスなんじゃないかと思えてきます。

普通は罪の意識に耐え切れなかったり犯行発覚の恐怖で仕事に手が付かなくなったりしそうな気もしますがいったいどういう精神状態だったのか。

キャンブルで借金が数百万円単位であったみたいですがその心配で罪の意識や犯行発覚の恐怖を打ち消したのか、ギャンブルの借金や強盗殺人から目を背けるために普段の勤務ではいい先生として振る舞い勤務中だけは私生活の問題を忘れたかったのか。

あるいは模範的な教師として振る舞うことで強盗殺人という凶悪犯罪者として疑われることを避ける目的があったのか。

人は見かけによらないとは言ってもここまで裏の顔と表の顔の落差が大きいのはなかなか聞きません。

何にせよ犯行後も何食わぬ顔で周囲と接していたわけで生徒や同僚、保護者の衝撃は想像を絶するものがあります。

今のところ犯行を否認していますがせめて自分のやったことぐらいはちゃんと認めてほしいものです。

 

それにしてもこの先生、アリバイ作りとかも計画的にやっていたようです。

勤務先の学校のタイムカードは犯行後に退勤したことになっており半休で済ませたのも最初からタイムカードを使ったアリバイ作りが目的だったのかとも思えてきます。

まさかアリバイ作りのためにタイムカードを利用するとか想定外だったので不正対策をやっていなかったのかもしれませんがこの改ざんも勤務先に対する虚偽の報告でアウトです。

こういう人が出てくるから勤怠管理がまた厳格になって不正防止対策のコストもかかるんでしょうが生徒のケアと戦力になっていた教諭の抜けた穴を埋めつつ不正防止対策も必要とか学校側はこれからが大変になりそうです…