1142ページ目 銀座の時計店強盗

犯人は確保されましたが時計自体は回収できていないそうです。

男4人の犯行で全員19歳以下ですが店員を刃物で脅してバールのようなものでショーケースを叩き壊して高級腕時計100本以上を強奪して逃走するという典型的なスマッシュアンドブロークンな強盗です。

つい先日も上野の宝石店で強盗がありましたが何というか日本の治安は大丈夫なのか?犯行が特殊詐欺からなりふり構わぬ強盗に移ってきた感があって空恐ろしくなってきます。また闇バイトかなんかで集まった人たちなんでしょうか。

令和4年度の警察白書も読んだのですが令和3年度の刑法犯認知件数自体は56万8104件で過去最少、窃盗犯とか器物損壊なども平成15年からずっと減少している、強盗などの重要犯罪も平成15年度をピークに減少傾向で令和3年度はピークから63.2%減の1万5150件とデータだけ見れば治安はよくなっているはずなのにこの種の凶悪犯だとか首相暗殺未遂事件とか出てくるのでどうにも治安が改善している実感がわきません。

もっとも少年非行については気になる点があってかつてより非行の件数自体は減ったもののそれは少子化で未成年の人数自体が減ったからというのもあって人口1000人あたりの検挙者数を見ると2.2人で大人の1.5人よりも大きい、あと補導された人数も令和2年より増加しており取り締まりを強化したという理由もあったのでしょうが未成年の犯罪に関してはより対策を強化しなくてはならない感じではあります。

犯罪の発生件数自体は減少傾向にあるとはいってもカネがありそうなところが強盗で襲撃されるリスクというのは何とも怖いものがあり発生確率をゼロにできそうもないのでこれも自衛策を考えなくてはなりません。

今後は高級宝飾店とか警備を厳重にして武道の心得のある屈強な男性店員を複数常駐させるのがこれからの流れになるかもしれませんがそれでも怖いという人もいるので外商だとかネットショッピングで高級宝飾品を購入する人も増えるかもしれませんね。