王将社長射殺事件の犯人が逮捕されました。
工藤会の田中受刑者だそうです。
9年前の事件で早朝京都の本社前で社長が射殺されたものの犯人は全く不明で2020年10月には逃走に使われた盗難バイク窃盗の時効も成立していました。
ずっと逮捕されずそのまま迷宮入りだろうと思っていましたが9年も経ってようやく捕まるとは驚きました。
逮捕の決め手は事件現場にあったタバコの吸い殻でそうです。
吸い殻を集めてDNA鑑定しアリバイのある社員の吸い殻を除外し残りの第三者の分の吸い殻を特定しますがその第三者が犯行を行った証拠はないです。
そこで吸い殻の消え方等も推定し当時雨が降っていた現場で消された煙草かどうかを特定して過去の履歴から犯人を特定し逮捕に至ったようですが犯人に目星がついたのは2015年で吸い殻がどこで消えたかどうかを特定するのに7年の時間がかかったことになります。
たしかに吸い殻がいつどこで吸われたタバコなのか科学的に特定するなどとてつもなく難易度が高いというかどうやって特定するのか考えるのも難しくて想像できない代物ですから相当大変だったでしょうね。
一体どういう動機で犯行を行ったのかは不明ですが工藤会系組員ということでまた工藤会のヤバさが伝わってきます。
下手人は捕まりましたが背後にいる人がいるなら最後まで逃がさず追及してほしいものですね。
それにしても犯人もまさかタバコで足が付く、タバコの吸い殻で特定されるとは夢にも思っていなかったことでしょう。
タバコを吸うヒットマンやマフィアが映画などでよく出てきますが昔ならともかく現代ならその人たちはもれなくブタ箱行きになりそうです。
健康志向でタバコを吸う人も減りフィクションでも登場人物にタバコを吸わせない作品が増えてきましたが健康以前にタバコで足が付くようなヘマをするのはヒットマンとして現実的でなく暴力団関係者も禁煙するようになる、タバコの煙をプカプカさせる悪い人は映画の中でも減っていくかもしれませんね。