まさか英国のトラス首相がたった1か月半でやめるとは思いもしませんでした。
向こうも向こうでポンド安になっており燃料代が大変なことになっているようです。
減税案を出すも財政悪化を懸念されてさらにポンド安になり慌てて撤回するも失った信頼は回復できず辞任に至っています。
新たな首相を選任することになった英国ですがジョンソン前首相が再登板を狙っているといった話が出ています。
というか元々この人の問題でトラス首相に交代したんじゃなかったのかと思いましたがいったん辞任したのでOKなんでしょうか。
もっともジョンソン前首相の後任をめぐりトラス氏と争ったスナク氏もいますから実際にどうなるかは不明です。
しかし一カ月半とはまたずいぶん短命の内閣でした。
日本だって毎年のように首相が交代する時期が長く中には羽田氏や宇野氏など1年ももたなかった首相もいて2か月程度で辞任しています。
就任直後は支持率が高くしばらくは様子見であることもしばしばですがさすがに政策を何度も変えるのは不味かった、しかも物価に関係する政策なので非常に困る話でした。
日本も円安の問題で他人事ではないですがどうするんでしょうね。
統一教会問題で青木率ぎりぎりの状態ですから物価対策で失敗した場合は日本でも岸田おろしが発生して菅前首相を担ぎ出す人が出てくるとも限りません。
先月エリザベス女王が死去して亡くなる直前にトラス氏を首相に任命したという話で英国の首相はトラス氏だと覚えた人も海外にはいるんでしょうが全く先のことは分からないものですね。
