ウクライナに侵攻中のロシア軍がチェルノブイリ原発を占領しました。
チェルノブイリといえばロシアで最悪の原発事故を起こし現在もなお石棺で放射性廃棄物を封じ込めている状態の危険な場所です。
普通なら近づきたくないものですが問題はこの貯蔵されている放射性廃棄物です。
これを兵器に転用した場合とんでもなことが起きるのは容易に想像がつきます。
ロシア軍としてはウクライナ軍がチェルノブイリに貯蔵されている放射性廃棄物を兵器に転用する前に確保してしまいたかったのでしょう。
またこれをカードにウクライナ軍や国際社会に圧力をかけるといった戦略も考えられます。
しかしこうして戦闘を行っている際に核廃棄物の管理機能が破壊されてしまった場合はどうするのでしょうか。
ウクライナ全土どころかロシア軍やロシアも被害を受ける可能性だってあり得ます。
こんな危険な場所で戦闘をやるのは正気の沙汰ではありません。
もう本当に頼むから原発周辺で暴れないでくれ…と思いました。
…原発は事故も恐いですが他国軍やテロ組織に狙われる可能性がある施設なわけで今回のロシア軍の侵攻で実際に証明されてしまいました。
日本も六ヶ所村に核廃棄物の中間貯蔵施設があったり敦賀周辺にも原発が多数立地していますがチェルノブイリ占拠は他人ごととは思えません。
日本も原発関連施設の防衛体制は強化した方がいいと思いますね。
