ベラルーシで大規模軍事演習を行っているロシアがとうとうウクライナに侵攻を開始したといったニュースが出ました。
ウクライナの防空システムを制圧したとロシア国防省も発表しており軍事侵攻は事実のようです。
つい先日にロシアが勝手にウクライナ領内の自治区の独立を承認して国際的な非難が高まり経済制裁も発表されましたが軍事行動を止めることはできませんでした。
2月初旬ぐらいには今回の件はロシアと欧米のプロレスで軍事侵攻は実際には行われないといった観測が多かったですが外れだったようです。
どうせ北朝鮮のようにいつも口だけで動かない、いわゆる無慈悲な北朝鮮チャーハンみたいな感じなのだろうと高をくくっていたら大変なことになりました。
ロシアからすればモスクワを直接攻撃できる位置にあるウクライナのNATO加盟は絶対に認められない核心的利益だった一方で逆にウクライナもモスクワから直接攻撃される位置にありNATO加盟は絶対に実現したい核心的利益であり両者とも命がかかった状態で妥協の余地はなかったということでしょうか。
オリンピック開催中の期間は中国の顔を立てるのと軍事侵攻の準備をする時間稼ぎもあって対話する姿勢をロシアも一応示してはいましたが機は熟したとみて侵攻を決断したのが今のタイミングだったのでしょう。
寒さも緩み始め欧州へのガス供給停止カードの効力が弱まりつつあるのもあったかもしれません。
ウクライナVSロシアで欧州及び米国はどうするのでしょうか。
さらに恐いのはこういう時期に中国が台湾など近隣に同時侵攻する+イスラムテロ組織が米国本土でテロを行うといったリスクです。
もしそんなことが起きたらもう米国は対応できるかどうか不明、それこそ第三次世界大戦発生といった話になってしまいかねないものがあります。
コロナで大変な時期に戦争まで起きて本当に世界はどうなるんでしょうか…