506ページ目 お盆の帰省自粛

ネット上で丸川大臣の発言がまた話題になっています。

バッハ銀ブラの件で不要不急かは本人が判断すべきだという発言ですが西村大臣はほぼ同時のタイミングで不要不急の外出自粛を呼び掛けておりこの二つの発言を踏まえると外出自粛は本人が判断すべき、さらにバッハ氏の銀ブラを不要不急と認定しないことで結局のところ銀ブラレベルの外出OKと解釈されてしまったようです。

政治家の発言は色々とネタにされてきましたが菅総理の五輪関係の発言を帰省に当てはめて大喜利状態になっていてなかなかカオスな状況です。

曰く、コロナに打ち勝った証として帰省する、中止の考えはない。強い警戒感を持って帰省に臨む、安心安全な帰省に向けて全力で取り組む、等々色々出てきます。

まあ五輪を開催した以上、こうなることは想定できました。

実際、皮肉でなく本気で五輪も何とか開催できたから2年ぶりの帰省をしよう、コロナで地方の目は気になるが困難を乗り越えたアスリートのように東京からの移動者に対する視線はあっても万全の対応で帰省し親を安心させようといった感じの真剣な思いでお盆は帰省する人々もいると思います。

そういうことも考えると不要不急かは本人が判断すべきというのは全くその通りでバッハ氏の銀ブラはどう見てもアウトですが親が危篤でどうしても帰らなければならないといった事情等まで自粛すべきとはなかなか言いにくいものがあります。

とはいえやはり東京からの感染拡大は非常に心配で基礎疾患がある高齢者やワクチンがまだ接種できていない高齢者、高齢者ばかりでなく若者も重症化しワクチンを突破することもあるデルタ株のリスク等も考えると五輪をやっておいて一般国民に自粛を要求するのは納得がいかない面はあるものの今年の夏はまだ自粛せざるを得ないのかなとは思います。

 

それにしても政治家の発言の大喜利ですが帰省を出社に変えても通じてしまうあたりが残念な感じです。

テレワークしたいと上司に言っても上述の大喜利で返されてしまいそうです。

まったく面倒な話ですね…