左が400グラムで1200円ぐらいした抹茶で右が30グラム468円の抹茶です。
コロナ禍でお茶のお稽古が休止になってしまい自宅で練習中ですがもともと右の抹茶を買っていました。
ただグラム単価が高いのでどうしたものかと思い左の抹茶を購入した次第です。
…が、苦い、とにかく苦い、そして抹茶がお湯に溶けません。
値段の違いは粉の荒さが一つの理由のようです。
一口目を薄茶で味わった途端、やってしまった感を覚えました。
主に製菓用で使う抹茶のようです。
とはいえ買ってしまったので頑張って使い切ろうと濃茶にして毎日飲みました。
薄茶以上にものすごく苦いです。
濃茶は抹茶をたくさん入れるので高い抹茶で練習するのはなかなか大変です。
ついつい抹茶の入れ方がけち臭くなってしまいがちですが今回はとにかく使い切りたい一心で惜しみなく入れました。
茶杓で3さじ入れて茶入をくるくる回して中の抹茶を入れて2~3人で飲む濃茶を点てるのですがもともと一人分でないのでよりいっそうおなかにたまる苦さです。
ともかく毎日点て続けて1か月ちょっとでどうにか使い切りました。
濃茶の練習にはなりましたが毎日飲むならやはりいつも飲みなれた味の抹茶がよいと思ったので結局元の抹茶に戻りました。
西友の鶴聖、ネットのレビューを見ると製菓用に使う人もけっこういますが茶道のお稽古で使ってもまあおいしく飲める味です。