米国大統領選の民主党指名争いで左派のサンダース氏が撤退しました。
コロナウイルスの流行拡大で選挙活動を行っている場合ではないとのことです。
高齢者ほど重症化することを考えると高齢のサンダース氏が選挙戦を継続するのは負担であり旗色も芳しくない状態だったので撤退は時間の問題ではありました。
とはいえ福祉と格差是正を訴えて一定の支持を得ています。
コロナウイルスの流行拡大で米国は空前の規模の経済対策を打ち出しましたがこれは米国の政治が平素から貧困層に厳しくコロナウイルスの流行拡大など有事の際に大きな問題は抱えているものの国民皆保険制度がそれなりに機能している日本と比べて必要になる財政支出がより大きかったという側面もあります。
有事の際の選挙戦は現職が有利でトランプ氏が現職の強みを発揮しこのままトランプ氏が継続という流れになったとしても今回のパンデミックで医療格差の問題について終息後も取り組まざるを得なくなり米国は格差是正の動きが出てくるかもしれません。
パンデミック後の米国社会はどうなるでしょうか…
