風力発電関係の汚職で自民党を離党した秋本衆議院議員が逮捕されました。
再生可能エネルギーは間違いなく必要、風力発電も海外から燃料を輸入する必要がない国産エネルギーである点、CO2や核廃棄物を出さない点、太陽光と異なり夜間も発電可能な点で今後も一層普及への取り組みを進めていく必要があります。
しかし汚職が問題なのは言うまでもありません。
巨額のカネが動くところにそれに群がる人々が出てくるのは古今東西共通ですが国会議員の威光を傘に自分の趣味、競馬のカネに使ってしまうなど言語道断です。
国会議員の逮捕というとよほどのことで2020年には公選法違反で河井夫妻が逮捕されちますが賄賂で逮捕された議員というと2019年にカジノIRの案件で参入を望む中国系企業から数百万円のカネを貰った秋元衆議院議員がいます。
秋本と秋元でアキモト性の議員はヤバいのか?と思った人がいるかどうかは不明ですが秋本も秋元も国策に乗じて私腹を肥やす悪党というのは共通です。
というかカジノ関係の汚職で秋元さんが逮捕されたのに2019年以降に風力発電関係で汚職をやっている秋本さんって一体何なんでしょうね。
秋元さんが逮捕されたのを見て汚職がいけないことだと思っていなかったってことになりますかね。
いかに議員が汚職は他人事だと思っている、捕まる奴がマヌケなだけだとしか思っていなかったのかもしれません。ひょっとしたら同じ読みの秋元議員が逮捕されたのを内輪でネタにしつつ自分だけは大丈夫とでも考えていたのでしょうか。
秋元と違って現金は受け取ってない、馬主組合の共同出資を肩代わりしてもらうだけだから賄賂じゃないという認識だったのかもしれませんがもちろんアウトです。
秋元さんは懲役4年の実刑判決でしたが起訴された場合秋本さんはどの程度の求刑になりますかね?
まあこの種の問題は令和になっても後を絶たない、国策絡みの汚職は昭和にはロッキード事件とか色々ありとんでもない問題になったものの令和になっても未だ新規に発生しており残念です。
別にアキモトさんだけマークすればいいと言った話ではなく再生エネルギー関係やカジノ関係、原発関係等々国策関係については関係業者のみならず議員についても汚職がないかしっかりチェックする必要があります。
改めて綱紀粛正に取り組んでほしいものです。