1127ページ目 4勝1敗だけど意外と厳しい?

統一地方選の衆参補選が行われ与党側の4勝1敗となりました。

山口は投票締め切り早々に自民党候補が勝利し和歌山、大分、千葉は接戦になったものの結局和歌山以外は自民党候補が勝利です。

千葉は元々自民党議員の辞職での補選ですが大分は野党系、旧社会党の地盤ですから一見すると自民党が勢力を伸ばしたようにも見えます。

ただ内容自体は薄氷を踏むような状況で僅差、かつ、前回より投票率が落ち組織票中心の与党系候補には有利な状況でした。

あと大分と千葉は立憲の不人気さに助けられた面もあります。

千葉は候補を野党系で一本化できれば、大分は旧社会党系のベテランでなく有権者受けのよい新人を投入していればどうなっていたかわかりません。

そして今回一番のポイントは何と言っても和歌山での維新の勝利です。

元々自民党候補本人が選挙に弱かったというのもありますが二階と世耕という自民党の大物が総力を挙げて応援し都知事まで来たのにそれも及ばずというかキッシー襲撃事件で同情票が集まるかというとそうでもなく総理大臣直々の応援をもってしても維新の勢いを止められなかったのはよほどのことです。

この流れが今後の国政選挙で継続すれば維新が伸長しもしかすると政権交代前の民主党と同等の勢いを持つ政党になり立憲に代わって二大政党を目指すことになるかもしれません。

今回は与党系の勝利でしたが風向き次第で意外と今後の展開は変わってくるかもしれませんね。