1044ページ目 眼科検診、近視の方は緑内障にご注意を

区の眼科検診に行ってきました。

年を取ってくると緑内障とか加齢黄斑変性になるリスクがあってこれらは最悪失明に至るリスクがあるので早期発見早期治療ということで検診が推奨されています。

区の補助が出ており期限も1月いっぱいだったので出かけてきたのですが緑内障の疑いありと出てこれはまずいなと思っています。

緑内障は近視が強かったり家系的に緑内障になりやすい遺伝子があると発症するリスクが高まるそうですが現時点で有効な治療方法はなく眼圧を下げるなどして進行を遅らせる程度しかできません。

元々近視の家系で裸眼視力は0.1をきっていて今回の検診で計ったら0.02だったんですがコロナ禍で自宅でPCを扱う時間が増えたのも余計に近視を悪化させてしまいそこから緑内障へとつながったのではないかという気もします。

とりあえずPCからは距離をとって目を離すようにしたいと思いますが何しろPC無しでは何もできませんので困りました。

失明治療に関しては視神経の再生とか人工視覚の研究が進んでいますが今のところ視力が回復したといった話はなく人工視覚だと電極を装着して光を認識できるようになったというレベルで文字を読めるレベルには未だ至っていません。

今後20年ぐらいすれば実用レベルの視神経再生とか人工視覚ができるかもしれませんがいざそれらの治療を受ける、あるいは機器を購入できるようになっても保険適用が効くかどうかは不明でかなり高額になるかもしれません。

ただ反面で失明による社会的損失は大きい、失明を根本的に治療できれできる仕事を増やせるばかりか失明による障害年金の支払いを減らせる、点字ブロックがいらなくなるので車いすとか台車が点字ブロックの上で引っかかることがなくなりバリアフリー化が進むといった効果も期待でき高額でも普及を促進する価値はありそうです。

とはいえ当分先の話ですから目を酷使しないようにしながら技術の進化を待ちたいと思います。