骨太の方針で歯科検診を義務化するといった案が浮上しています。
検診で虫歯を早期に見つけ同時に歯石や歯周病を治療することで健康寿命が延びて国の医療費負担もトータルで減るといった点が期待されているようです。
歯科医院はコンビニより多く選挙前の露骨な利益誘導に見えて仕方がないのですが虫歯になる前に歯石を取って歯周病を予防することで健康寿命が延びるのはすでに海外でも証明されています。
どれだけ歯磨きをしろと言ってもしない大人も山ほどいて歯磨きをちゃんとやったとしても汚れはどうしても残り歯石ができるので義務化でもしないと国民の歯の健康水準は向上しない、高齢者の入れ歯率を下げるのは難しいかもしれません。
とはいえけっこう歯科検診で歯石を取りましょうとなっていざ通い出すとなかなか終わりません。
上と下で分けて歯石をとって今度はまた上と下で歯肉の中に入り込んでいる歯石をとります。
虫歯がなければ4回、保険診療だと週1回ですから1か月もかかります。
金額はだいたい5000円です。
それを3か月ごとにやれば一人2万円です。
歯科医院にすれば安定的な収入になるんですがちょっと費用と頻度を考えるとなかなか厳しいんじゃないかと思います。
まあそこまでやる必要もなく最低限でいいという歯科もあるはずです。
ネットを見てもどういうタイプの歯科医院なのかわからないんですがとりあえず虫歯は放置するとかなり大変なことになります。
後で地獄の痛みを耐えなければならなくなるリスクも考えると面倒でも1年に1回検診ぐらいは行ったほうがいいかもしれませんね。